恋愛はテクニックが9割 の感想

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タイトル恋愛はテクニックが9割
発売日2014-06-07
製作者青井玲
JANコード登録されていません
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門

購入者の感想

彼女いない暦イコール年齢の私にとって、この本は恋愛をあきらめる良いきっかけになったという意味で大変すばらしい良書でした。

タイトルのとおり、中には女性の心をひきつけるためのテクニックが箇条書きにして多数紹介してあります。
著者の信念は「恋愛でうまくいかないのは、その人の人格や性格に問題があるのではなく、あくまでもスキルが足りないからである」とありますから、信念を体現した書であるといえましょう。

本書に列挙された珠玉のテクニックの一例を紹介しましょう。
「女性にひかれる趣味はやめよう」
「(女性にひかれない)自分のこだわりや趣味をもとう」
「(上記によって)底が浅いと思われないようになろう」
「行動的になろう」
「楽しげな人に見せよう」
「普段とは違う意外な一面をみせましょう。ただし、自分に持っていない面を無理やり演じるのはとても疲れますし、すぐにばれてしまうので止めましょう」

これらのスキルを実践することが出来た日には、私はステレオタイプ的なモテモテ人間としての人格、性格に生まれ変わり、彼女がいる新しい人生を送ることができること請け合いであります。
しかし、残念ながら本書に書いてある9割以上のスキルは私には実践不可能であり、モテモテ人間に生まれ変わることはできないのであります。

結局、本書に書いてあることはおおよそ「女性にもてるのはこういう性格の人ですよ」ということのほか、あとは「メールをあまり頻繁に送らない」「すぐに謝らない」とか小手先のテクニックで占められています。
自分が全くもてない性格であると自覚できているのであれば本書を読んでも時間の無駄です。一般的な言葉の意味に照らせば『どんな「人格・性格」であっても「テクニック」でどうにかなる』という話は書いてありません。

本書はたとえば、「男友達も女友達も一杯いるのになぜか恋愛には発展しにくい」とかそういったリア充が、ちょっぴり行動の習慣を見直すために読むべき本です。購入にあたってはよくよく御検討ください。

著者が発見した「恋愛感情の公式」における解説の一書。
9割の男性が陥る恋愛の落とし穴を「負けパターン」として分析し、
細かく、しかし、読みやすく腑に落ちやすい書き方で、
項目別に丁寧に説明されている。
「プラス感情」と「マイナス感情」の秘されたる関係や、
「フェイスブック」の活用法、
「つまらない男」にならないためのチェックポイント、
「女性に厳しくあること」の効用、
「観察眼」の重要さ、
などの様々な問題を女性視点からバッサリと「ダメ男」ポイントを切り捨て、
「ついついやってしまうミス」を指摘し尽くすような内容で、
恋愛だけでなく、結婚してからの方がむしろ使えるかもしれない?
と感じられる点では、一冊もっておいて損はないと感じた。
平易なしゃべり口調による記述も、最初は軽く感じられるかもしれないが、
読み進めることで、
行間や事例の挙げ方などに著者の爪を隠す部分も匂わせて、
肩肘張らずにサッと読めてしまうのはにくい。

「女は素晴らしい楽器である。恋がその弓で、男がその演奏者である」

という言葉で締めくくられた最後は、
ちょっと、
映画の「プリティ・ウーマン」のリチャード・ギアが思い浮かんだのは私だけだろうか。

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