お葬式川柳 じいちゃんのお棺に入れる肩もみ券 の感想

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参照データ

タイトルお葬式川柳 じいちゃんのお棺に入れる肩もみ券
発売日販売日未定
販売元ぶんか社
JANコード9784821143566
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 句集

購入者の感想

かつて三菱UFJ信託銀行が“「遺言川柳」大募集!キャンペーン”を実施したことがありました。
その応募作品も書籍化されていましたが、いまや世の中「終活ブーム」。
「お葬式」をテーマにした川柳が堂々と出版できる時代になりました。

掲載された川柳は公募ではなく、「おわりに」を見るとNPO法人「自分らしいエンディングを考える会」、
川柳サークル「柳樽の会」、「せんりゅう城西倶楽部」などから協力を得て作品を集めたようです。

掲載数は“選りすぐりの百八句”とはシャレがきいています。

五七五という十七文字のフレームにおさまっていればいいのが川柳。
季語のような約束事が一切ありませんから、理屈抜きに笑える、いえ苦笑いせざるを得ない傑作川柳が満載!

川柳の精神は諧謔と風刺、そう、ユーモアと皮肉がキモですから、テーマがテーマなだけにキワドイものが少なからずあります。
しかしながら、普通の会話では「キツメ」の内容が、川柳というスタイルで表現されるともう、笑って許してッ!という感じですね。

もっとも次のような秀逸な川柳も掲載されています。

死に水は 親父の遺言 大吟醸  (サンタさん 男性 46歳)

本書が企画されたのも、おそらく「お葬式」が、日常的な話題となってきたことを反映するものでしょう。
明るく前向きな「終活ブーム」で少しずつ、「お葬式=不幸」というイメージが払拭されてきた観もあります。
お葬式川柳の大前提は「お葬式ありき」ということ。
ただし、葬儀社の方にとっては悩ましい川柳もありますね〜
人生悲喜こもごも。やはり「葬式は必要」だなあと本書を読みながら痛感しました。

人生二度なし、「明るく前向きに」いきたいですね。

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