Panasonic(パナソニック) LEDかしこいテールライト SKL090 ブラック の感想

明暗と振動に反応して自動的に点滅してくれます。停車してしばらくすると自動的に消えるので、面倒がかからず便利です。
CAT EYEの自動点滅テールライトも別の自転車に付けて使っており、見た目の派手さと点滅パターンの多いことではCAT EYEに軍配が上がりますが、自分が所有している物同士の比較においては、明暗センサーはPanasonicの方が見極めが利くようで勝っていて名前のとおり賢いといえます。
また、固定用のネジの先に被せるビニール製の保護キャップが付属している点なども、細かいところに気を使っているように感じられます。
真面目で賢いのですがやや面白みに欠けること、後続車等にアピールするインパクトに欠けることから、☆マイナス1つの☆☆☆☆にします。

一昔前のパナソニック製単５のテールライトを使ってきたが、これは単４X２本でエネループOKなので有り難い。

明るさに不満はないが、機械判断の自動ON/OF（点滅だけ）しかモードがなく、常時点灯モードがないのが惜しい。
ブルベでは常時点灯がないとダメなので、濃霧の中を走るなど、シビアなロングライドを考えている人は
購入しないほうが良いでしょう。

昔に比べると、性能比で値段も大幅に安くなったものである。
命に関わる装置なので、出発前の確認や、早め早めの電池交換を心がけよう。

おまけ情報：

シートポスト　 φ25.4〜32.0mm
シートステー 　φ12.7〜16.0mm
シートステー 　φ19.0〜23.0mm

上記3個の取り付け治具が付属している。
コストダウンの関係でネジは１本なので（別に盗難防止用ネジが１本）、
複数の自転車に１個の本機を使いまわしたい方は、５x３０mmのネジ（サビ防止にステンレスネジが良い）を
DIYショップで別途購入すれば良い（１本５０−８０円程度）。

自動点滅のテールライトのうち、スポーツサイクルに付けてもサマになるのは、本品とキャットアイのソーラータイプくらいじゃ無かろうかと思います。
双方とも優劣付け難いですが、電池の消耗による交換を煩わしく感じないなら本品の方が明るいですし3つのLEDが広範囲を照らすように配置されているので被視認性に優れます。

キャットアイのテールランプのレビューにも書きましたが、サイクリング中に遭遇するトンネルは後方から迫るクルマに怯えることが頻繁で、点け忘れや消し忘れから解放される自動点滅のテールランプほど心強いモノはありません。

本品は取り付け位置がシートポストの他、シートステーも選べます。
シートステーへの取り付けパーツは、最近の極太ステーにも対応できるよう太さ違いで二つ付属するのが良心的です。
しかもシートステーへの取り付けでは本品を縦位置にするので妙な張り出しとは無縁で、何かにぶつけて壊すアクシデントも回避できます。(シートステーに付けたキャットアイは幾つ壊したことだろう？輪行すると良く壊すんですよ)
取り付けパーツとランプ本体は嵌め込みで勘合しますが、盗難防止用にねじ止めもできるのが優れものです。

電池屋さんでもあるパナソニックなのに電池別売りなのがちょっと不思議ですけど、使う側の「こうだったらいいのに」を真面目に具現化した印象を感じる良品です。
オススメできます。
なおエネループ使用でも問題無かったことを付け加えておきます。