ハッカ油P 20ml【HTRC3】 の感想

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参照データ

タイトルハッカ油P 20ml【HTRC3】
発売日2007-03-29
販売元健栄製薬
JANコード4987286407814
カテゴリカテゴリー別 » パーソナルケア » マッサージ・リラクゼーション » エッセンシャルオイル

購入者の感想

用途については既に多くの方が様々な活用法を書かれていますので、このレビューではその中から特に、入浴剤代わりにお風呂に入れる使い方を検討されている方に向けて、知っておくと役に立つハッカ油の特性と注意点について書かせて頂きます。

ハッカ油は皮膚に触れるととてもヒンヤリと冷たい感じがします。同様に皮膚に触れて冷たく感じるものに消毒用アルコールがありますが、実はハッカ油と消毒用アルコールでは皮膚が冷たく感じるメカニズムが異なります。

端的にいえば
・消毒用アルコールは『実際に皮膚が冷えて、冷たく感じる』
・ハッカ油は『実際には皮膚は冷えてないが、冷たく感じる』
という違いがあります。

消毒用アルコールが冷たく感じられるのは、アルコールが蒸発する際に気化熱を奪い実際に皮膚の表面温度を下げるためです。一方、ハッカ油が冷たく感じられるのは、ハッカ油に含まれるメントールが皮膚表面の冷感受容体を刺激して「冷たい」という信号を出させるためです。『実際の体温は高いのに寒く感じる』のがハッカ油の特性であり注意点でもあります。

(ちなみに、温度が色で判るカメラで見ますと、消毒用アルコールでは皮膚の表面温度が本当に大きく下がって冷たい色に映るのに対して、ハッカ油では温度がそれほど下がらず色もさほど変わらないことがわかります。)

ハッカ油にはこのような作用がありますので、ハッカ油を入れた湯船に浸かりますと、投入量によっては40度以上のお湯に入っていてもゾクゾクと寒気を感じることさえあります。しかしながら、寒気がしたからといって追い炊きしたり長風呂をしますと、身体の実際の体温は高くなっていますので、高温浴したときと同様の体力消耗や血圧上昇を招いたり、温度によっては低温やけどを生じる恐れもあります。

ハッカ油を一種の入浴剤としてお使いになられるのであれば、【(1)皮膚が正しい温度を感じられなくなっている状態であることを十分に認識し、(2)体感温度に頼った追い炊きや長風呂は避け、(3)温度計やタイマーを併用した入浴管理をいつもより厳密におこなう】といった点に注意されるとよいかと思います。

ガーゼのマスクをこのオイルを垂らした水ですすぐと、唾液のにおいが綺麗さっぱり取れます。化粧用パフにスポイトで1滴たらして、マスクの肌から一番遠い層に挟むと、鼻がとおってきます。これは花粉症の時も使えます。
冬場にやると寒く感じますのでラベンダーの方がいいのですが、介護などのとき、風邪の感染を防ぐための空気洗浄と加湿に、洗面器にお湯をはって部屋の隅におくと、患者に感染しにくくなりました。(介護者が風邪をひいているときは、手洗いやマスクだけでは、移りやすいですので。)冷えたお湯は、家具やベッドの手すりを拭き掃除をしながら殺菌するのに使いました。
ポータブルトイレのにおい消しにも、かまぼこ板をよく洗って乾かしたものに数滴たらして近くにおいておくといいです。お湯に垂らす方式だと、手をあらっちゃうことがあるので(殺菌になるようですが、被れるといけないので)。

ジーンズなどの皮のパッチが雑巾のようなにおいになってしまった時も、最後のすすぎをこのオイル(ティーツリーでも可)を垂らした水に20分ほど漬けてから脱水して干すとにおいがとれます。
それでも気になる場合は直接つけても、乾燥するとほとんどメントールの香りはありません。
布ナプのなまぐささを消すのにも、ジーンズと同様にすすぐとにおいがとれます。

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