ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫) の感想

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タイトルビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)
発売日2014-04-08
製作者三上 延
販売元KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
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購入者の感想

全巻持ってます。純粋な小説として、物語としてはともかくとして、
「ビブリア」として、ふつうに「らしさ」があり、安心して読めます。

今回は、1〜4巻とは「構成」が違います。
ビブリアは通常、主人公である「俺」、五浦大輔の視点で描かれていますが、
章と章の間に「断章」と称して、別のキャラクター視点で描かれる、短いエピソードが追加されています。

プロローグ→一章→断章→二章・・・みたいな流れ。

これが、良い感じの「仕掛け」になっていて、エピローグに繋がっています。
普通に読むと、エピローグで「あれ?」ってなってしまいます。
何か、矛盾してない?と。
しかし、よく読むと、「ああ、なるほどー」と・・・。

少しネタバレですが、断章が、何故「視点」が入れ替わって書かれているのか。
終盤の、栞子さんと母親の会話で語られたエピソード。
そこに出てくる日付。
それらを踏まえて、プロローグをもう一度、よく読み返してみると・・・

あとは、自分で「謎」を解いてください。
本書に、その解は載っていませんが、あえて答えを語らず、読者に解を求めるとは・・・ワタシは生粋のミステリはあまり読みませんが、こういうのはミステリでは良くある手法なのでしょうか?
作者も、なかなか憎い演出をするなぁ、と感じました。

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