KORG コルグ USB MIDI キーボード microKEY-61【61鍵モデル】 の感想

小さくても“弾ける”「ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード」を搭載。

スリムで軽量、USBバス電源方式。あらゆるPCベースの音楽ソフトウェアに対応し、制作環境をスマートに構築できるmicroKEY。

キーボードはベロシティ対応で、microKORG XLやmicroARRANGERなどに搭載され高い評価を得ているナチュラル・タッチ・ミニ・キーボードを採用。黒鍵と白鍵の比率を演奏しやすいよう調整し、和音が押さえやすく、速いフレーズの演奏もしやすい、タッチや弾き心地にこだわった鍵盤。上質感のある箱型鍵盤はグリッサンドがしやすくなっている。ダイナミックな演奏を正確にソフトウェアに伝えるキーボード。

25/37/61鍵の3モデルを用意。

従来の37鍵モデルに加え、新たに25鍵モデルと61鍵モデルがラインナップに加わった。

25鍵モデルは可搬性に優れ、外出先でも本格的な演奏／音楽制作が可能。37鍵モデルは、制作環境をコンパクトにまとめつつも、高い演奏パフォーマンス性を誇るバランスの良いモデル。そして61鍵モデルは、フルサイズ鍵盤における49鍵モデルと同等の横幅寸法ながら、演奏にこだわるプレイヤーでも満足できる5オクターブ仕様。自身の音楽制作環境や、制作スタイルにベストフィットするmicroKEYがきっと見つかるはず。

充実したコントロール群。

オクターブ・シフト・ボタンを全モデル共通で搭載。UP/DOWNでそれぞれの鍵盤数によってオクターブをシフトでき、キー・トランスポーズ機能と組み合わせることでMIDI規格上のすべての音域を演奏できる。

また演奏の表現力をより一層高めるコントローラーとして、37/61鍵モデルにはピッチ・ベンド・ホイールとモジュレーション・ホイールを搭載。25鍵モデルには、アルペジエーター・ボタンとサスティン／タップ・ボタン、そしてジョイスティックを搭載。ジョイスティックは、ピッチ・ベンド／モジュレーション／その他あらゆるコントロール・チェンジをアサイン可能で、小さいながらも高いコントロール性で豊かな演奏表現を可能にする。

ドライバーのインストールは不要。

Windows/Mac OS X標準のUSB MIDIドライバーに対応しているため、ドライバーのインストール作業は必要ありません。USBケーブルでコンピューターと接続するだけで、すぐに使用できる。

iPadと接続しての使用も可能（※1）。

iPadと接続して、KORG iMS-20などのアプリケーション※2をMIDIでコントロールすることができます（※2）。25鍵モデルなら、接続に必要なのはApple社のiPad Camera Connection KitとUSBケーブルだけ（※3）。また37/61鍵モデルでも、電源供給ができるUSBハブを経由して接続すれば使用可能。

※1：動作確認済みのOSはiOS 5.0.1。
※2：アプリケーションがCore MIDIに対応している必要がある。
※3：25鍵モデルでも長時間使用する場合は、電源供給ができるUSBハブを使用。

nanoシリーズを接続できるUSB Aポートを2つ装備（37/61鍵モデル）。

37/61鍵モデルでは、MIDIコントローラー、USBキーボードなど様々なUSBデバイスを接続するのに不可欠なUSBポートを2つ備えている。コルグnanoPAD2、nanoKONTROL2などのコントローラーを接続することで、microKEYを拡張し、システムを構築することが可能。

専用エディター・ソフト「KORG KONTROL Editor」を用意。

「KORG KONTROL Editor」を使用することで、制作環境にあったカスタマイズが可能になる。ベロシティ・カーブを8段階＋固定の計9種類から選択可能、また。モジュレーション・ホイールのコントロール・チェンジ・メッセージの最大値、最小値などを変更することができる。

主な仕様

コンピューターに接続する場合の動作環境