FINE DVD-R 4.7GB 1-16倍速対応 50枚 データ・アナログ映像のパソコンでの記録用・スピンドルケース入り・インクジェットプリンタでのワイド印刷可能 FIDR47-16X50PW の感想

私のイメージとしては、日本製＞台湾製＞中国製　という感じで、Made in Taiwanなら買ってもいいと思っています。で、この製品は青い色素の台湾製DVD-R 50枚組みです。購入した製品を数枚測定してみた感じでは、16倍速で書き込まれている外周部のほうがむしろエラーは少ないくらいで（それでも日本製よりは多い）、数枚テストしてみて、PIエラーの最大値が200以下、PIフェイルの最大値が4以下というのは、値段を考えれば十分にお買い得品だと思います。製造元は台湾のProdiscです。

ちょっとびっくりしたのは、たまたま一番上にあったディスクの状態。商品到着後、何も考えずにケースからディスクを取り出し、記録面を見もせずに書き込みと読み出しのテスト。「PIエラーはかなり多いけど、PIフェイルは日本のブランド品と遜色ない。ちゃんと訂正できているならいいかな」と満足しつつディスクを取り出し、記録面を見て絶句。色の濃い色素を使っているから欠点が目立つのだとはいうものの、このディスクだけ、内周部にくっきりとした塗布むらがあり、製造過程で不均一に色素が流れた様子が伺えます。目視で明らかに不良品のレベルですし、他のディスクと比較するとテスト結果は悪く、PIエラーは最大値300、平均値138。それでもPIフェイルは最大で2、平均0.01、修正不能なPOはなく、「これで、よく読み書きのテストにパスしたなぁ」と、驚きました。念のため残り49枚を見ましたが、同様な塗布むらがあったのはこれだけ。ちゃんと書き込めたとはいえ、これはやっぱり不良品。使う前に念のため記録面の状態を見たほうがいいかもしれません。
なお、書き込み機材（Liteon iHBS112）の特性かもしれませんが、低速で焼いたからといってエラーが減るということはなく、それどころか CLV6倍速のほうが、CAV7-16倍速よりもむしろ外周部のエラーは増える傾向があり、わざわざ低速で焼くよう選択してもいいことはありませんでした。なので、焼くときは遠慮なく最高速で焼くつもりです。

[追記］