ITILの基礎 -ITILファンデーション(シラバス2011)試験対応- の感想

著者の前著を使って合格した。
前著はリファレンスとしてもよくできていて、試験後もときどき参照できる内容だった。
それで、今回も新しいシラバス対応ということで、手元においておこうと購入。図が多
く読みやすい。まとめ方も簡潔かつポイントをおさえており、やはり私にはあっている。
ざっと確認したいときに、読みやすいよう配慮されている。試験対策としては、問題集
はコンパクト。これだけで大丈夫かと思うかもしれないが、使い方を工夫すればこれだ
けで十分だろう。特に、p.316の用語と記載ページの一覧が使える。
以下、私のやり方(ご参考までに)。

1. 1部、2部をさっと読む
2. p.316でまず用語をチェック、曖昧なところを1部、2部で確認(どのページを見れば
よいか記載されている(これはありがたい)
3. 3部3章の問題を解く。できないところを確認して1部、2部の該当するところに印を
つけじっくり読む。気づいた点をメモなどして理解を深める
4. 3部3章の問題を100%正解するまで続ける(前著では試験直前に3回くらい繰り返した)

このやり方で、前著ではあまり時間をかけないで合格できた。本著もこの方法で学習で
きる。ただ、おしい点としては体裁。1部から3部まで、ページの右端にある辞書の見出
しのような部分が同じ位置。私のように、リファレンス的に見ようすると不便を感じる。
よって私は、マーカーで段違いに色づけした。それでことたりると思う。まあ、体裁に
ついては内容には関係ないので、星5とした。