ワコーズ MTL メンテルーブ 多目的防錆・潤滑スプレー A333 180ml A333 [HTRC3] の感想

自転車関連の本などで見かけた方もあると思います。ド定番のケミカルです。
その性能の良さからプロも御用達らしく「(本来使う場所によって使い分けるのがベターだが)一つしか買えないのであれば、これ。」と専門家が雑誌に書いてるのを見ました。(WAKO’sのケミカル全般、高品質でプロ向けですが)

<優れている点>
ケミカルそのものの耐久性。これに尽きます。雨が降ろうが雪が降ろうが(もちろん多少はとびますが)、キッチリと潤滑性能をキープします。

<デメリット>
1.お値段が。
2.(私は気にしませんが)においが苦手という方もけっこういるようです。
3.オイルの中では粘着性のあるほうですので、ゴミや汚れがくっつきます。(→吹いた後の乾拭きが重要です。とは言え、稼働部、特にチェーンに使うとどうしても表面に出てきますし、チェーンステーなどにとびます。すると、「チェーンは真っ黒、ステーも真っ黒、スプロケ／プーリーもチェーンと接触する部分は真っ黒」になります。それゆえ、性能の高さを認めつつも使わない方もいらっしゃいます。)

さて、私の場合ですが、チェーンなどの比較的よくメンテする部位にはホムセンにある安いケミカル(300-500円ぐらいの)をこまめに使い、メンテルーブはブレーキやディレイラーなどのあまり頻繁にいじらない場所に少量使い、キッチリ乾拭きします。

性能は★5つですが、メンテの手間とコストを考えてとりあえず★4つとさせていただきます。