なぜアムウェイを選んだのか―自分のための働きかたを実現した人々 の感想

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恋人に勧められたのがアムウェイだった。
アムウェイに関しては何の知識ももっていなかったので、説明を受けたりして、色んなビジネスが世の中にはあるんもんだなーと改めて思ったが、自分がやるとは思えなかった。これが第一の直感だ。

そこで自分なりに調べて出会った本がこれ。
まず、「自由を選択することは、何かを失うことではない。就職か、起業か。働くこと、生きること。」というメッセージが本の帯にかかっていたが、何故、この事業に関わることが彼らが言う豊かな人生につながるのか自分の中で最後まで結びつくことがなかった。

また、現役ディストリビューターと呼ばれる人たちが何故、そこまでアムウェイの商品を信じれるのかが理解できなかった。表現がきつくなってしまうけど、自分には盲目的な印象が最後まで拭えなかった。

さらに言えば、恐らく成功者の類の方々の体験談しか載ってないので、少し一方的すぎる印象を持った。なんとなく続けてる人の話、続けずに辞めてしまった人の話なんかがあれば、いいのにと思った。

そもそも人間なんて最後は自分の主観でしか物事を判断しないと思うので、最初の直感を信じて（やろうかなと気持ちが傾くことはなかった）、自分は関わらないことに決めた。だから、この本は少しは参考になったけど、決定打になったというわけではない。