アダム・スミスの誤算 (PHP新書―幻想のグローバル資本主義 (078)) の感想
参照データ
タイトル | アダム・スミスの誤算 (PHP新書―幻想のグローバル資本主義 (078)) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 佐伯 啓思 |
販売元 | PHP研究所 |
JANコード | 9784569605357 |
カテゴリ | ビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 » 資本主義論 |
購入者の感想
本書の内容は他の方に譲るとして、ここでは違った視点からレビューします。
《キーワード(習得できる言葉など)》
アダム・スミス⇔重商主義、土地⇔貨幣の役割、国富論、17〜18世紀の経済史
《対象》
大学生〜経済学に関心のある社会人。
本書の対比構造はこんな感じでしょうか↓
アダム・スミス ⇔ 重商主義
土地・労働を重視 ⇔ 貨幣を重視
(価値は一定) (価値は不安定)
徳 ⇔ 運
農業 ⇔ 外国貿易
国内を視野 ⇔ 国際的な視野
ナショナリズム ⇔ グローバリズム
※この時代は『土地⇒貨幣』重視の経済へと移行する時期だった。
ちなみにアダム・スミスは経済学者と同時に道徳学者でもあったんですね。
ですから中盤には道徳などイデオロギーの話も出て、ややこしい内容となりますが
興味が無ければ飛ばしても構わないでしょう。
数式は一切なく、17〜18世紀の経済史について習得できるので、
『経済史』のヘタクソな一般教養を受講するよりも、はるかに密度の濃い1冊といえます。
《キーワード(習得できる言葉など)》
アダム・スミス⇔重商主義、土地⇔貨幣の役割、国富論、17〜18世紀の経済史
《対象》
大学生〜経済学に関心のある社会人。
本書の対比構造はこんな感じでしょうか↓
アダム・スミス ⇔ 重商主義
土地・労働を重視 ⇔ 貨幣を重視
(価値は一定) (価値は不安定)
徳 ⇔ 運
農業 ⇔ 外国貿易
国内を視野 ⇔ 国際的な視野
ナショナリズム ⇔ グローバリズム
※この時代は『土地⇒貨幣』重視の経済へと移行する時期だった。
ちなみにアダム・スミスは経済学者と同時に道徳学者でもあったんですね。
ですから中盤には道徳などイデオロギーの話も出て、ややこしい内容となりますが
興味が無ければ飛ばしても構わないでしょう。
数式は一切なく、17〜18世紀の経済史について習得できるので、
『経済史』のヘタクソな一般教養を受講するよりも、はるかに密度の濃い1冊といえます。