どんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫) の感想

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参照データ

タイトルどんな本でも大量に読める「速読」の本 (だいわ文庫)
発売日販売日未定
製作者宇都出 雅巳
販売元大和書房
JANコード9784479304807
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 本・図書館 » 読書法

購入者の感想

まず、この本の内容はこんな感じでした。

1章 内容を知っているから速く読める
 この章で著者は、実際の速読では自分の持っているストックも重要であって、速読のスキルだけではよくないことをわかりやすく説明されています。
"ストック"というのは自分が今までため込んだ知識、"速読のスキル"というのは眼の周辺視野を使って読むであるとか、音声化しないで読むとか、そういった技術的なものです。
著者は、速読の原則として 速読 = (ストック)×(速読のスキル) を強調しており、わかりやすく説明されています。

2章 「高速大量回転法」で速読を実現!
 しかし実際本を読む際は、ストックがない本を速読する必要がある場合が多い・・・
つまり簡単にいえば、今は持っていない知識だらけの本を速読しようとする、という1章でいう速読と矛盾するような場合が多いです。
では、どうしたらよいのかというのに対してこの章では"高速大量回転法"という著者の方法論を説明されています。

3章 30分あればどんな本でも速読できる!
 この章では、「高速大量回転法」を使った本の読み方を具体的に示しています。

4章 効率性を重視しすぎる「危険な読み方」
 著者が、速読に対してもっていてほしい背景知識を説明されています。
具体的には、今話題のフォトリーディングやレバレッジリーディングの落とし穴についてです。

5章 速読が本との出会いを広げる
 その他、著者が述べる意見などです。難しい本はどうするのか、電子書籍に対して速読は向いているのかなどです。

ここからは私の感想です。

私はここ最近(3カ月ほど前から)速読をはじめた者ですが、全体を通して著者の意見に共感ができました。
というのは、速読に対しての表面的な方法論でなく、著者の体験を通しての知識がつまった一冊になっていたからです。
とくに1章、4章に関しては、今まで自分が速読をやって感じていた"速読をやっているのに速読できてていない感"というなんとも言えないもやもや感が解消されました。

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