FILCO Majestouch MINILA Air Cherry MXスイッチ赤軸 日本語配列カナなし Bluetooth3.0ワイヤレス接続 ダブル親指Fnキー配列コンパクトメカニカルキーボード 6キーロールオーバー ブラック FFBT68MRL/NB の感想

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コンパクトなサイズで、bluetoothで使えて、メカニカルキーボードという素晴らしい商品です。
もっと言えば、上記の3条件を満たすキーボードは今のところこのシリーズしかありません。
値段に見合った価値があります。

しかし、この機種の特徴であるスペースキー両端のFnキーの存在が、
却ってこの機種のカスタマイズの自由さを低めているような気がしてなりません。
何故かと言うと、デフォルトのファンクションキーに対応したそれぞれのキー
（例えば矢印キーの役割を果たすE,S,D,Fキーなど）の配置が気に入らない場合、
Fnキーだけは他のキーに変更することができないため、
ソフトウェア等を通じて（他のキー+何らかのキー）という形式で
自分好みの設定をすることができないからです。

ここでFnキーでないキー（例えば、無変換）がFnキーの位置にあれば、
無変換+何らかのキーという形で自由に矢印キー、デリート、エンターなどを
設定できる方法があります(少なくともwindowsとLinuxでは)。
しかしFnキーはハードウェア依存のため、他のキーに変更することができないので、
これができません。

何を隠そう、私自身がこのことを知りませんでした。笑
私はemacsというエディタを使用しているので、emacsのショートカットの動きを
このキーボードのFnキーに設定できることを期待していました。
具体的には、Fnキーを何らかのキーに交換し、その後、
（旧Fnキー+emacsの操作と同じことができるキー）をいくつも登録し、
emacs以外の操作も全てemacsライクに行うつもりでした。
しかし、その願いはかなわず・・・。
今は親指を若干無理に曲げて、無変換キーを使っています。

きっと、一行目に書いたような3つの条件を満たし、
スペースキーの両端にFnでないキーが割り当てられているキーボードが発売された場合、
私はすぐに買い換えると思います。

■良い点
・赤軸の打鍵感はFILCOということもあって、軽快です。
・黒軸より軽く、茶軸よりスムースな感じがします。
■悪くはないが気になるところ
・Win7でのbluetooth接続も通常使用では入力に対して気になる遅延もなく、問題ありませんが
　30分以上の無操作状態の場合、電池容量確保の為に通信OFFになるので復帰するためには
　何かキーを押して「再接続」となるので、慣れるまで多少時間がかかるかも知れません。
・Fn＋キー操作も最初は苦労しましたが、慣れてしまえば大丈夫でしょう。
■感想
・タッチタイピングも満足にできない私ですが、MINILA Airは小型ゆえに指の動く範囲が限定され、
　入力が早くなった気がします。
・狭いデスクの上で、資料を広げてキーボードを使うことが多いのですが、今までは資料の奥にある
　有線フルキーボードを叩くのに前屈みになってとてもつらかったのですが、MINILA Airは小型かつ、
　無線なので資料の上に置いて叩くこともでき、姿勢も楽になりました。
・初めての赤軸ですが、どこのキーを叩いてもチープな異音は出ません。

以前から愛用しているメーカーです
文字のバランスが最高です
ちょっとタイピング音が耳障りですが、
サイレントマウスというものも結構需要があるので、サイレントキーボードも作ってもらえるとうれしいな