憲法判例百選2 第6版 (別冊ジュリスト 218) の感想

なぜ出来が悪いかといえば、各判例の第一審第二審最高裁と順番に進んできた事実と判旨を的確に把握していない解説があまりにも多いこと。判決文以外のものをあまりにも書きすぎており、肝心の事実―判決の分析がおろそかになっていること。とくに、事実はないがしろにされている解説が圧倒的に多いこと。換言すれば、政治への配慮があまりにも過大。

★　たとえば、砂川事件の解説。あまりにもあまりにもお★★★つくん（赤塚不二夫の主人公）。

つまり、編集者が編集をしていないということです。editor-in-chiefとして、最低限のグリップを利かせていないと思います。
まじめにつくってもらいたい。