テイルズ オブ ジ アビス の感想

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参照データ

タイトルテイルズ オブ ジ アビス
発売日2011-06-30
販売元バンダイナムコゲームス
機種Nintendo 3DS
JANコード4582224497690
カテゴリ機種別 » ニンテンドー3DS » ゲームソフト » ロールプレイング

購入者の感想

ここではかなり高評価だったので前々から気になっていました。
最近やっとプレイ。一週目が終わったところですが、噂に違わず面白いです!

公爵家に生まれたボンボンのルーク(主人公)が、とある事件で遙か遠くの場所へ飛ばされるところから物語が始まります。
序盤から「導師」とか「セブンスフォニマー」とか、よく分からない単語が飛び交うのですが、ルークは屋敷から殆ど出たことなく、世界観の知識ゼロのなので、彼を通してプレイヤーに説明してくれたりしてくれなかったりします(笑)
最初は分からなくても、段々と作りこまれた世界観に惹きこまれていきました。
(ただ作りこまれ過ぎて、何言ってるのかワカラナイ状態は時々ある)

私が一番魅力的に思ったのはキャラでした。
ただ明るい面だけを描いたものでなく、一人一人過去を持って感情があるキャラクターが描かれています。
それ故に物語の雰囲気が全体的に重くなったり、それぞれの過去のせいで事件が起きてしまったりするのですが、
アビスパーティ各キャラクターの視点から見た物語が気になるほど、キャラに愛着を感じてしまいました。
2週目で、ここでこんなこと考えてたのかな、行動してたのかな~と想像するのが楽しみです。

敵に当たるキャラの言い分も共感出来る作品で、「倒すべき悪」という感じでなく、
誰が悪いとか良くないといった単純なもので切り分けられない点が、キャラに深みのあってこその作品だと感じます。

あと、プレイヤーが共感出来る没個性主人公というのを捨てて、癖のある個性を持たせた性格なのも、新鮮で良かったです。
アビスというゲームの一主人公ではなく、ルークという個人の後ろに主人公がある感じ。
各登場人物が自分なりの考え方を持って行動しているのもあり、誰が主人公になってもおかしくはない作品だなと思いました。

ルーク(主人公)に感情移入してしまい、終始心を揺さぶられた作品でした。序盤の傲慢な態度からある出来事をきっかけに徐々に変化していくその様が、良い意味でも悪い意味でも彼を凄く魅力的なキャラクターにしてくれたと感じました。賛否両論ある主人公ですが、彼と仲間の成長の成り行きがこの作品をとても魅力的なものに仕上げてくれていると思います。

もし自分があの立場にいたら……と想像を働かせると、不思議と彼や仲間の言動も仕方ないかもと理解したり、いやあそこは酷い、不愉快だと憤慨できたりするのも、やはり非常に人間臭さが漂うゲームだからだと思います。

また、自分にとって初テイルズでしたが、軽快なアクションを駆使した戦闘はとても楽しく、随所に出てくる仲間達のスキットが大変面白くて、他のシリーズも試してみようと思わさせてくれました。とりあえずアビス、そしてテイルズに出会えて良かったです。

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