現代アート、超入門! (集英社新書 484F) の感想
参照データ
タイトル | 現代アート、超入門! (集英社新書 484F) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 藤田 令伊 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784087204841 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
新書で気軽に読める、アート入門書。
内容は、20世紀初頭から現在に至るまでの作品に触れながら、アーティストや美術界の流れを俯瞰するもの。
著者は現在アートライターですが、元々美術界の人でないため、説明が非常に分かりやすいです。
各章の掴み部分がうまいと思いました。筆者が初めて作品を見て思ったことが素直に書かれており、
一般の多くの人に共感できるものです。
結論として感じたのは、現代アートを理解するうえで必要なのは「価値観の柔軟性」。
作品の良し悪しは鑑賞者その人が決め、鑑賞者がいなければアートは成り立たない。
アーティストや作品についての予備知識があれば、より多面的に楽しめるが、思い込みによるデメリットもある。
世間の評価を気にせず、自分の感性を信じて気軽に楽しもう、といったところ。
本書では、以下の作品が取り上げられていますが、これらの作品やアーティストを知らない人ほど、
本書はおすすめであるといえます。
・マティス: 緑のすじのあるマティス婦人の肖像
・ピカソ: アヴィニョンの娘たち
・カンディンスキー: コンポジションVI
・キルヒナー: ストーリーシーン ベルリン
・デュシャン: 泉
・モンドリアン: コンポジションII
・マグリット: 光の帝国
・ロスコ: 無題
・ウォーホル: ブリロボックス
・セラ: 傾いた弧
・セラーノ: ピス・クライスト
・菅 亮平: an actor
内容は、20世紀初頭から現在に至るまでの作品に触れながら、アーティストや美術界の流れを俯瞰するもの。
著者は現在アートライターですが、元々美術界の人でないため、説明が非常に分かりやすいです。
各章の掴み部分がうまいと思いました。筆者が初めて作品を見て思ったことが素直に書かれており、
一般の多くの人に共感できるものです。
結論として感じたのは、現代アートを理解するうえで必要なのは「価値観の柔軟性」。
作品の良し悪しは鑑賞者その人が決め、鑑賞者がいなければアートは成り立たない。
アーティストや作品についての予備知識があれば、より多面的に楽しめるが、思い込みによるデメリットもある。
世間の評価を気にせず、自分の感性を信じて気軽に楽しもう、といったところ。
本書では、以下の作品が取り上げられていますが、これらの作品やアーティストを知らない人ほど、
本書はおすすめであるといえます。
・マティス: 緑のすじのあるマティス婦人の肖像
・ピカソ: アヴィニョンの娘たち
・カンディンスキー: コンポジションVI
・キルヒナー: ストーリーシーン ベルリン
・デュシャン: 泉
・モンドリアン: コンポジションII
・マグリット: 光の帝国
・ロスコ: 無題
・ウォーホル: ブリロボックス
・セラ: 傾いた弧
・セラーノ: ピス・クライスト
・菅 亮平: an actor