ゴールデン☆アイドル 岡田有希子 の感想

８０年代のトップアイドル・岡田有希子さんのＣＤが高音質ＣＤとして幾種類かリイ
シューされているので素人聴ではございますが音質について個人的な感想をザッと記
させていただきます。

選曲などのアルバムの内容については諸兄方の専門的なご意見（レビュー）をご参考
下さいませ。

第一印象はポニキャニらしく音圧レベルを上げてリミッターをたっぷり効かせた少々
派手目なマスタリングではあるとは思いますがマスターテーブに記録された信号を忠
実にＣＤフォーマットに変換しているなという印象です。

通常は１２ｃｍのＣＤが収まるプラケースで、ジャケットのデザインも限られますが、このＣＤは、シングル曲のＡ・Ｂ面をシングル盤サイズのしっかりした作りのブックレットに１２ｃｍＣＤが収まるように工夫され、発売当時のイメージが「ドカン！」と伝わってきます。今までにも「デカジャケ」という試みがされていましたが、外装はヘナヘナでした。３０ｃｍに拘ったののが敗因ですが、１８ｃｍなら、ジャケットデザインの楽しさ・雰囲気を楽しめます。ジャズ・レーベルのブルー・ノートがＬＰ時代に外装のデザインに拘り、ファンは、ジャケットを見ただけで、楽しくなるのです。１２ｃｍの紙ジャケットは、小さすぎて、文字が読めません。この大きさの違いは、これからの紙ジャケットの見本のように思えます。メーカーさん、これを真似てみて下さい。
　あ！ＣＤの内容に触れていませんでしたね。私は坂本龍一の「くちびるネットワーク」で知り、竹内まりあさんの提供曲を聴き、良い製作陣の出来栄えを知りたかったので、購入しました。今も現役なら、ビッグ・スターになっていたのに、残念ですね。

2年前のガッカリ企画のザ・プレミアムベストに較べたら、はるかに意味がある
今回の企画。

もちろんブックレットは当然ですが、
遂にレギュラーシングル8枚に未発売シングル花のイマージュのAB面をすべて網羅した！と言う事に尽きる。

なぜか今までのベストだと一曲とか抜けており、BOX以外ではシングルコンプリートすら難しく、
件のザ・プレミアムベストでは「秘密のシンフォニー」が抜けてるというあり得ない事態に。
一応、花のイマージュとカップリングの秘密のシンフォニーはリリースが決定してた
公式シングルと言うのがファンの認識。だから抜けてるのは許せない。今回はジャケットもキチンとブックレットに
入っています。

しかしとりあえずようやく一枚モノのコンプリートシングルコレクションが発売。
しかし、限定盤と言うのが、ちょっと。
プラケースの通常盤出しませんか？
手に取りやすいシングルコレクションは必要かと。
ザ・プレミアムベストが永続仕様で、
こっちが限定ってのがわけわかりません！
こちらはHQCDで、音質も向上。
「秘密のシンフォニー」は「メモリアルBOX」とは
雲底の差！最高音質は贈りもの3だとは思いますが
それに迫る高音質。

でも、今回はとにかくファンにもそれ以外の人にも手に取ってもらいたい。

だって…

ユッコのデビュー30周年記念ですから！

追記・斉藤由貴盤で低音強調しすぎで、岡田有希子盤は許容範囲と書いたが、
やっぱり哀しい予感なんかは低音ズンズンさせすぎだw
プレミアムベストと大差ないかな？
音質重視の方は贈りもの3を手に入れましょう！
完璧なんだけど、ポニーキャニオンのマスタリングエンジニアに
星一つマイナスさせて頂きます！

今回のゴールデンアイドルシリーズは通常サイズのプラケース仕様や紙ジャケ仕様ではなくEPレコードサイズ仕様となった事を、高く評価したいと思います。もちろん限定盤としたおかげでパッケージも薄っぺらいものではなく、メーカーのヤル気がヒシヒシと伝わってきました。さて80年代アイドルのうち真っ先に目にとまったのが岡田有希子さん。もう時計の針は決して戻る事はありませんが、あの出来事さえなければ今年で岡田有希子さんは40代後半の年齢になっています。あれから28年の歳月が流れ、昭和から平成の時代となり岡田有希子さんと同期だった今も活躍中の元女性アイドルの方々を、テレビで見かける機会がありますが、岡田有希子さんだけは当時のまま・・・流れとしては当時所属していたサンミュージックの先輩にあたるのが松田聖子さん。後輩にあたるのが酒井法子さん。今こうして岡田有希子さんのデビュー曲の「ファースト・デイト」から幻のシングル曲「花のイマージュ」までを振り返ると何とも言えない懐かしさで一杯です。最新のリマスタリングによるHQCD仕様〜ほぼ原寸で復元した40ページ豪華ブックレット。是非とも聴いて頂きたいシングルAB面コンプリート集です。すでに他社サイトでは入手困難になっているところもあり私は他社サイトの店舗で取置き注文しましたが、早くも品薄状態になっています。