サンワサプライ ワットモニターUSB 2P TAP-TST10 の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

LCD画面表示はリアルタイム値ですが、microUSB経由で取得できるのは、過去の計測データです。

OS標準のHIDデバイスとして認識されるため、専用のドライバが不要という基本設計は良い。
データ取得アプリから特殊なコマンドを送ることで、データを取得する、というような動作をしている模様。

このデータ取得アプリを起動した時の標準値が「40日分のデータを収集」という感じになっているので、それくらいの期間で計測したデータをまとめて取り扱う、というのが想定された使い方のようです。
画面の片隅に「いまの消費電力 ？？？ワット」と表示させ続けたい、という用途には、現状では使えません。

製品出荷時点での、パソコンからデータを見ようとした場合のまとめ

・Windows OSの標準ドライバで認識するが、専用アプリじゃないと収集データを取り出せない
・いまどきVB6.0のランタイムを要求されるとは思わなかった
・リアルタイム値の表示には対応していない
・計測は１０分おきに行われ、間隔の変更はできない
・計測の１０分カウントは、初回電源オン時から始まる
・Linuxなどの他のOSで専用アプリと同等の操作を行うための解析をやった人がいて、利用できる

もうちょっと詳細カスタマイズができるようになるといいんですけどねぇ・・・