熱血硬派くにおくん すぺしゃる の感想

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くにおくんシリーズはアーケードのころより遊んでおり、今回３ＤＳで発売されたので購入
しました。ストーリーモードを遊び終えたのでレビューいたします。

○ストーリーモードについて
・ストーリーはアーケード版をベースにしています。
・システムはアーケード版にダウンダウン熱血物語のシステムを付け加えた仕上がりです。
・システム詳細
→敵を倒してお金を稼ぐ。敵が落とした物を買い取ってくれる人物がいるので、その人物に
　物を売ってお金を稼ぎます。

　お金がたまったら、飲食店などで飲食し各種ステータス（攻撃・防御・体力とかそんなイ
　メージです）をあげます。また、敵を一定数倒すとレベルが上がり、ステータスもあがり
　ます。

　必殺技は本屋さんなどで、必殺技の本を購入して覚えます。

　上記のようにキャラクターを成長させ、ストーリーを進めていくことになります。

○アーケードモード
・大昔にあったアーケード版をファミコンキャラにチェンジさせて遊ぶモードです。
　ストーリーモードと違い、キャラは成長せず、ひたすら敵を倒してラスボスまで
　進んでゆきます。ステージには時間制限がありますので、時間制限内に敵のボス
　を倒さなければいけません。操作についてもストーリーモードではボタン配置が
　選択可能ですが、アーケードモードでは固定です。

○バトルロワイヤルモード
・４人が１つのステージで戦い、最後まで生き残れれば勝ちとなります。キャラクター
　は過去のくにおくん作品から選抜された２５名を選べます。正しはじめからすべて
　選べるわけではなく、ミッションモードでポイントをためて、バトルロワイヤルモー
　ドで使えるキャラクターを増やしてゆく必要があります。バトルロワイヤルモード
　では対戦マップ・制限時間・キャラクターの強さ・ＢＧＭなどを自由に選択するこ
　とができます。マルチプレイやダウンロード対戦にも対応しています。

○ミッションモード

いくつかモードがありますが、メインはストーリーモードだと思います。

ダウンタウン熱血物語を彷彿とさせますが、ストーリーがくにおが熱血高校転校直後という事もありシリーズお馴染みのキャラクターはそこそこの出番です。

ストーリー重視の熱血物語で、強制イベントや会話シーンがかなりあります。

熱血高校の中にはいれるのは面白かったです。

ゲームの流れはSFCの初代熱血硬派(大阪が舞台、名作なので等身を下げずにリメイクして欲しい)に近い雰囲気です。

お店での食事、本を購入できるのは従来の要素ですが、ファミコン時代のようなお遊びがまだ足りないかなと。

その辺は、影響を受けた後輩であろう喧嘩番長や龍が如くの域に達してはいません。

いままでのシリーズに比べてくにおが若干饒舌というかおしゃべりになったのは少し違和感がありました(笑)

アーケードモードはパンチとキックのみで進む硬派な内容。
武器が使えません。
敵は使ってきますが(笑)

操作もストーリーモードとはかなり違いがあるので、戸惑うと思います。

バトルロイヤルは友達とプレイするのが面白いと思います。
CPUはちょっとお馬鹿で勝手につぶし合ってますし、これは人間同士が一番盛り上がります。

しかしこのゲーム、説明書に必殺技の出し方が掲載されてないのが不便ですね。

全体的な総評はようやくスタートラインに立ったかなという感じですね。

というか、いままでDSで出たくにおくんシリーズは満足のいくものではなかったので…

まだまだ突き詰めれば完成度は上げられるだろうという箇所がいくつかあるので、これからもシリーズを続けて欲しいです。

少しネタバレになりますが、ストーリーモードにみさこが出てきました。
サッカー編ではマネージャー、SFC版ではくにおの彼女みたいですが同一人物なんでしょうか?
気になります。