不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] の感想
参照データ
タイトル | 不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD] |
発売日 | 2010-05-14 |
監督 | デイビス・グッゲンハイム |
出演 | アル・ゴア |
販売元 | パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン |
JANコード | 4988113760119 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドラマ |
購入者の感想
私はCO2濃度上昇が温暖化に大きく影響していると考えている立場です。
ぁぴさんという方が比熱について記述してますが、嘆かわしいほど的外れです。温暖化の問題は太陽光でどれだけ大気が熱を持ち、エネルギー収支に影響を与えるかが論点です。
1℃の温度上昇に必要な熱エネルギーである比熱ではなく、光のエネルギーを熱(分子の運動エネルギー)に変換するかという変換効率を示すべきです。
更に水の方が影響が大きいから、これと比べるとCO2の影響は少ないとの記述があります。
確かに水の温室効果は圧倒的です。が、大切な事を見落としています。水は今も産業革命以前も変わらず豊富にあります。地球では水は全ては気体になりきれず、液体として大部分が海に存在します。大気中の飽和水蒸気量は温度に依存し、水の温室効果と気温のバランスを守ってきました。
このバランスを崩すのは水以外の気体で、CO2などの濃度が上昇すれば、温室効果も上昇し、気温が上がって大気中の飽和水蒸気量水が増えます。CO2濃度と気温がほぼ比例関係にある事をこのロジックならば説明できます。
ぁぴさんという方が比熱について記述してますが、嘆かわしいほど的外れです。温暖化の問題は太陽光でどれだけ大気が熱を持ち、エネルギー収支に影響を与えるかが論点です。
1℃の温度上昇に必要な熱エネルギーである比熱ではなく、光のエネルギーを熱(分子の運動エネルギー)に変換するかという変換効率を示すべきです。
更に水の方が影響が大きいから、これと比べるとCO2の影響は少ないとの記述があります。
確かに水の温室効果は圧倒的です。が、大切な事を見落としています。水は今も産業革命以前も変わらず豊富にあります。地球では水は全ては気体になりきれず、液体として大部分が海に存在します。大気中の飽和水蒸気量は温度に依存し、水の温室効果と気温のバランスを守ってきました。
このバランスを崩すのは水以外の気体で、CO2などの濃度が上昇すれば、温室効果も上昇し、気温が上がって大気中の飽和水蒸気量水が増えます。CO2濃度と気温がほぼ比例関係にある事をこのロジックならば説明できます。
飛行機の中で観て大変感銘を受けました。日本では恐らくNII構想の方が良く知られた Al Gore前副大統領、地球温暖化防止にこれほどの純粋な熱意を注ぎ続けているということは知りませんでした。副大統領の地位にある者でさえ産業界からの強大な反対で二酸化炭素排出量削減が達成できず、未だ京都議定書を批准しない米国、この国の問題点を Al Gore自身が語るこの映画、誰もが観ておくべきものです。