プラントハンター 命を懸けて花を追う の感想
参照データ
タイトル | プラントハンター 命を懸けて花を追う |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 西畠清順 |
販売元 | 徳間書店 |
JANコード | 9784198631383 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
青年らしきエネルギッシュさを感じさせる本であり、植物の魅力に取り付かれ、国内はもとより海外に追い求める情熱がリアルに伝わってきます。
いまや園芸ショップに行くと、多品種の花と緑が潤沢に揃っており、それぞれ好みの植物を比較的安価に購入することができるようになりました。
しかも、根さえしっかりしておれば、変わりゆく気候の変化にも十分に耐えうる観葉植物があり、あまり手間暇をかけずに日常生活に癒しの変化を楽しませてくれています。
それも、このようなプラントハンターたる方々が、海外の至るところを駆け巡って探し求めてきた成果だと思います。
その反面、日本古来からある植物は、すでにありきものとして目新しさがなくなり、感動するよろこびが小さくなってきたともいえます。
樹齢1000年のオリーブの木や世界最大級のボトルツリーを日本に持ち帰るというプロジェクトはたしかにアッパレだと思いますが、必ずしも諸手をあげて賛成することではなく、植物といえども命あるものを異なった環境にさらして、豊かな生命が保たれるのか疑問に思うとともに、人がエゴをむき出しにして自然環境を変えるのもどうかと思います。
創業者一族として敬愛することと、各ページにひとつは名乗りを上げるほど、会社名を連呼するところは、少々品のないしつこさを感じさせますが、それも一途に今まで裏方だった仕事を溺愛するあまりのことかもしれません。
いまや園芸ショップに行くと、多品種の花と緑が潤沢に揃っており、それぞれ好みの植物を比較的安価に購入することができるようになりました。
しかも、根さえしっかりしておれば、変わりゆく気候の変化にも十分に耐えうる観葉植物があり、あまり手間暇をかけずに日常生活に癒しの変化を楽しませてくれています。
それも、このようなプラントハンターたる方々が、海外の至るところを駆け巡って探し求めてきた成果だと思います。
その反面、日本古来からある植物は、すでにありきものとして目新しさがなくなり、感動するよろこびが小さくなってきたともいえます。
樹齢1000年のオリーブの木や世界最大級のボトルツリーを日本に持ち帰るというプロジェクトはたしかにアッパレだと思いますが、必ずしも諸手をあげて賛成することではなく、植物といえども命あるものを異なった環境にさらして、豊かな生命が保たれるのか疑問に思うとともに、人がエゴをむき出しにして自然環境を変えるのもどうかと思います。
創業者一族として敬愛することと、各ページにひとつは名乗りを上げるほど、会社名を連呼するところは、少々品のないしつこさを感じさせますが、それも一途に今まで裏方だった仕事を溺愛するあまりのことかもしれません。