ファインド・アウト [DVD] の感想

愛らしいキャラクターが印象的な人気女優アマンダ・セイフライド。
いつになく凛々しい立ち姿と鋭い眼光に釣られ鑑賞。

ストーリー自体は、たびたび目にする“ミッシング・パーソン”
（行方不明、失踪事件）もので新鮮味こそないが、
序盤から真実と偽り、現実と妄想の境界線がおぼろげで
様々な憶測を呼ぶ。
「何らかの圧力による隠蔽工作か？」
「もしや親切面しているあいつが……」
さも驚愕のクライマックスが待ち構えていそうな
ピリピリと張り詰めた空気感は中々のもの。

眉を吊り上げ、ブロンド中分けのロングヘアーを振り乱し
奔走すアマンダ。
零れ落ちそうなブルーアイには毅然たる決意が宿り、
男顔負けの格闘術とマイリボルバーを武器に単身、
凶悪犯を追い詰める姿は新鮮に映る。

正直なところ、“衝撃のサスペンス”を謳うのであれば
もう一山、欲しかった気もするが、
過去のトラウマから人間不信に陥った主人公が
苦境に立たされながらも強固な信念を貫き、明日への
自信と勇気を取り戻していく過程を見守る
　　　
　　　「自己再生型 ヒューマンサスペンス」

としては、明快な締めくくり。

少し大人びた色気を纏った“精悍なアマンダ”の、
嘗てないストイックなヒロイン像を満喫した意欲作。

【音声】　DTS-HD マスターオーディオ 5.1ch　英語／日本語

【字幕】　日本語のみ

【特典】　インタビュー集（アマンダ・セイフライド、
　　　　　ダニエル・サンジャタ、ジェニファー・カーペンター、
　　　　　エミリー・ウィッカーシャム、ウェス・ベントリー、
　　　　　監督、製作陣、脚本家）
　　　　　オリジナル予告編×2

　捕らわれた家族を捜すための戦いによって

　過去の傷を癒すヒロインの姿に心打たれる

　「癒し系アクション映画」であります。

　（警察を意地悪く皮肉っている要素を宿している点も見逃せません。）

テンポは良いと思うのだが・・・

９４分という時間の問題なのか

脚本がいけないのか

まったくストーリーに捻りが無い

犯人に迫る展開は何処にでも有るような展開だし

犯人そのものも、最初の感が当たってしまうほど捻りが無い

どんでん返し的な終焉を期待する人

犯人が誰なのかを推理しながら楽しむ人にはお勧め出来ない作品である

ちょっと期待しただけに残念である