iBUFFALO ツメの折れないLANケーブル カテゴリー6 ストレート 巻き取りタイプ 1.2m ブラック BSLS6MU12BK の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

何度もツメを折っていたので、購入してみました。
外し難いとの書き込みを多数見ましたので、不安が有りましたが、取れなくなったとの書き込みは無かったので、後は自分器材で確かめるしかないと、決断。

レッツノートの　Ｔ－４，ＮＸ－２、ハブ等、色々な物に刺してみましたが、やっぱりスムースに抜くことは、一度もできませんでした。
原因は、抜く時につまむツメの柔らかさと判明しました。
従来の物は、爪が固定されている先端部分の付け根を支点に、真っすぐに曲がりますが、こちらの爪は素材がやわらかい為、弧を描く様に曲がります。
そのため、爪の途中にあるコネクター側とのロック突起部分が十分下がらず、引っかかったままになるためでした。
ゆっくり上下にゆするとか、マイナスの精密ドライバーを差し込めば、ロック解除できますが、
常設ケーブルならまだしも、持ち運びするモバイラーにとっては、お借りしている壁側のコンセントとＰＣ側の両端で同じ手間がかかるため、わずらわしく、撤収で急ぐ時は、イライラすると感じます。
コンセントにマイナスの精密ドライバーを突っ込んでいる光景を見た人は、どう思うでしょうか・・　（想像するだけで恐ろしい）
アイディアは良いのですが、爪部の変形強度設計の改善が必須と思います。

リールタイプのLANケーブルは、
見た目通り収納がとっても簡単なので、出張や現場作業のお供としてとても重宝します。
本製品より安価な他社製品もありますが、機能的には本製品がより優れているように思います。

まずパッと見でわかるのが、他社製品より薄く、かさばらないようにできていること。
カバンに常時入れておいても、あまり邪魔にならないのがマルです。

あと、本製品の最大の特徴である『ツメが折れない』という点。
特にモバイル用途では、どうしても扱いが雑になりがちなため、かなり魅力的なポイントです。
他社の類似製品を使っていた頃は、気がつけばいつも折れてました…

一方で、使用する際に少し注意が必要なのが、
コネクタを抜くときにやや引っかかりがあり、うまく抜けないことがあるということ。
抜くときにコネクタの根本を持って、わずかに下方向に力を入れるようにすると、スッと抜けます。
どうも、『ツメが折れない』シリーズに共通するウィークポイントのようですので、
次回作以降で、ぜひ改良をお願いしたいところです。