ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書) の感想
参照データ
タイトル | ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 東 浩紀 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061498839 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 文学理論 |
購入者の感想
一冊目の『動物化するポストモダン』で語られなかったことについても言及されていて、非常によかった。
本書は、非常に重要な本だと私は考えた。
確かに、作品論がどこまでアカデミックなものであるのか、
文学との兼ね合いや、ゲームとの関係性など、
アマゾンのレビューでも議論が行われ、それぞれに意見が対立している。
東氏の功績はまさにそこであるように思える。
確かに時代的なタイミングはあったが、
オタク系文化の研究や議論を、一般の人間にまで行き渡らせた功績がる。
ある意味、東氏が出版して以降と以前では、オタク研究が広まっているのではなかろうか?
単純に、オタクがオタクについてオタク同士で語るのではなく、外部を交えて積極的
な議論ができるようになった。
その功績がこの本にはあると考える。
東氏の意見に反対なものは、反対で、論文を書いて発表すればいい。
しかし、東氏は自分の考えた理論の絶対性よりも、そのあとにくる、
批判などが高まることを望んでいたかのように思える。
一読の価値は十分にあります。
本書は、非常に重要な本だと私は考えた。
確かに、作品論がどこまでアカデミックなものであるのか、
文学との兼ね合いや、ゲームとの関係性など、
アマゾンのレビューでも議論が行われ、それぞれに意見が対立している。
東氏の功績はまさにそこであるように思える。
確かに時代的なタイミングはあったが、
オタク系文化の研究や議論を、一般の人間にまで行き渡らせた功績がる。
ある意味、東氏が出版して以降と以前では、オタク研究が広まっているのではなかろうか?
単純に、オタクがオタクについてオタク同士で語るのではなく、外部を交えて積極的
な議論ができるようになった。
その功績がこの本にはあると考える。
東氏の意見に反対なものは、反対で、論文を書いて発表すればいい。
しかし、東氏は自分の考えた理論の絶対性よりも、そのあとにくる、
批判などが高まることを望んでいたかのように思える。
一読の価値は十分にあります。