偉大なるヴァイオリニストたち―クライスラーからクレーメルへの系譜―全50人の演奏CD-ROM付き の感想
参照データ
タイトル | 偉大なるヴァイオリニストたち―クライスラーからクレーメルへの系譜―全50人の演奏CD-ROM付き |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジャン=ミシェル・モルク |
販売元 | ヤマハミュージックメディア |
JANコード | 9784636880793 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
50人の名ヴァイオリニストの評伝に加え、彼らの演奏が付録のCD−ROMに(mp3形式ではありますが)65トラックも入っています。メインの50人以外に、番外編として録音技術登場以前の古い世代のヴァイオリニストや名教師たちのプロフィールが附されています。メインの各人の評伝に割り当てられた分量は、おおむね平等かつ相当に簡潔なもので、国内盤CDの演奏者紹介欄を2,3倍にふくらませた程度でしょうか?ハイフェッツやオイストラフだとさすがに物足りなさを否めませんが、名前こそ知ってるけど、情報は現に目の前の輸入盤のみという演奏家などで、それなりに重宝します。あと番外編をぱらぱらめくりながら、何だかよく耳にするパーシンガーってこういう経歴だったのねなどと、興味は尽きません。現に今、付録CD−ROM所収ヨゼフ・ハシッドの「サパテアード」を聴きながら、これを書いております。クラシック好き、ヴァイオリン音楽好きにはおすすめです。(それにしてもハシッドって、何て劇的な人生を送ったんだろう!)