ビジネス活用事例で学ぶ データサイエンス入門 の感想

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タイトルビジネス活用事例で学ぶ データサイエンス入門
発売日販売日未定
製作者酒巻 隆治
販売元SBクリエイティブ
JANコード9784797376333
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » IT » ビジネスとIT

購入者の感想

前処理のステップから説明があるのは良いと思いました

ただ、データサイエンスの本としても、R言語の本としても説明が中途半端な気がしました

特に9章, 10章は息切れしたかのように淡々と主観的な分析とRのコードが載っているだけで、「何でそんなことするの?」と突っ込まずにはいられませんでした

(1)ビジネスにつなげる形で問題を捉えて、それに貢献するようにデータ処理をしなければ、データサイエンスとかデータアナリティクスはおもしろくないヨ、という点に感銘と同感を覚えました。
(2)R(あーる)というオープンソースを使ってデータを直接さわるところがよい。Rのインストールは、ちょー簡単です。また、RをつかってデータをCSVにできるので、たとえば、クロス集計という一番基本的なデータサイエンス技法は、エクセルでもできます。
こういう、具体的にデータサイエンスを「扱える」本としては、初めての本ではなかったでしょうか。

ビジネスの世界で使われているデータサイエンスの手法は、生物化学・医学研究などの分野でビッグデータを解析するときにバイオインフォマティクス(システム生物学)という名前で活用されてきている。私は、その分野で研究するものだが、バイオインフォマティクス関連書では、良著がないので、その基礎ともなるビジネス書である本書を手に取ってみた。本書は3日あれば、データのインプットをしながら通読可能。優れているのは第1章で、データサイエンティストは、1)ビジネスの理解(企画・営業担当者)、2)統計学の理解(学者・研究者)、3)データ処理の理解(ITエンジニア)に長けている3タイプがあり、それぞれの連携が必要としていることで、これは生物化学・医学研究にも共通する内容。2章ではデータ分析の過程を5つのフローとし、1)現状把握、2)問題発見、3)データの収集と加工、4)データ分析、5)解決案に分けている。続く3-10章は、実際のデータを用いて、上記の5つの過程の実例を示していくが、力点は3)におかれ、手元のデータをいかにRを用いて、データプログラムに入力できる形に加工できるかが詳述されている。一方、4)でデータをグラフなどでビジュアル化したり、統計的に解析する段階になると、詳細は各プログラムに譲るなどとしており、本書だけで、グラフを書いたり、結果を導くのは困難。本書は、データをインプットする形までが詳述されて、その実際の解析が本書だけではできないので、4)のためには他書が必要。本書はRの解説書ではないが、初心者でも使えるようにとしており、Rのダウンロードの仕方や使い方が3、4章までは詳しく書かれているが、その後は、Rの関数の説明が省かれることが多い。Webでは、本書発行後に正誤表が公開されており、また、読者の質問に著者自らが回答するようになっており、極めて良心的。9章の決定木分析は、概念はつかめるが、なぜ実数、比率、主成分の三つの説明変数を使わなければならないのか、なぜ複数のクラスタ数(本例では3,4,5,6)でクラスタリングを実行しなければならないのか(たとえば、なぜクラスタ数4だけでは駄目なのか)などの説明がない。第10章の機械学習は“紙面の関係上”とのことで、説明も分析も略されており、理解は困難。他に、将来の改訂の時、考慮して欲しいのは次の点。1)本書のカバーの裏と最後のページに、本書で

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