GOD EATER -the 2nd break- 2 (電撃コミックス) の感想

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参照データ

タイトルGOD EATER -the 2nd break- 2 (電撃コミックス)
発売日2013-02-27
製作者片桐 いくみ
販売元アスキー・メディアワークス
JANコード9784048913607
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

1巻に続きネモス・ディアナのお話です。
感応種シユウを退けたアリサとソーマたち、休息もつかの間新たなアラガミたちがネモス・ディアナを襲撃します。アリサ、ソーマ、マルグリットの三人による共同戦線の行方は・・・
改めて感じましたがやはり片桐 いくみさんは画力が高いですね。戦闘シーンも前巻に比べやや上手になってると思います。

さて、第二巻です(若干のネタバレあり)。

:内容
最初の一話には前回最後に登場した神機兵が、シユウをフルボッコにします。ボコボコです(南無)。
とはいっても、結局逃げられてしまうんですけどね。
小説『禁忌を破る者』において登場したギースとマルグリットの、極東支部逃亡後の話が少し描かれます……。正直呼んでて辛くなりました。僕は禁忌読破者なので余計に悲しくなりました。ギースとマルグリットが平和に暮らすのかなーと思ったのが読後の感想だったのですが、セカンドブレイクにおいて登場した彼女達はフェンリルの実験の影響を直に受けた形です。ゴッドイーターの世界に平穏はないということを改めて確認した形です。
一巻、二巻でネモス・ディアナ編は一応終了です。ゲーム方面では一部のキャラクターが登場予定らしいので、楽しみに待ちます。

:テーマ
人との繋がりがクローズアップされたネモス・ディアナ編でしたが、那智親子の関係やマルグリットとギース、アリサとユウ(第一部隊隊長です。顔絵が出ました!)の関係。これからの極東地域全てに関わるであろう第一部隊など、そういった『絆』と言うものが上手く表現されていたと思います。巻末の二ページはじぃんと余韻が残る終わり方で、とても満足でした。

:絵
一巻では戦闘シーンの物足りなさを論じていた方々もいたようですが、ああ、この作者さんはそういったシーンをあえて深く書いていないのかな、と思いながら読み進めていけば満足できる作品です。それに、ゴッドイーターは人と人との繋がり合いというものに焦点を当てたドラマ色が強い作品なので、戦闘シーンが楽しみたい人は再度ゲームをしては? というのが私の意見です。マンガであり、ゲームでないということを念頭において読めば十分に満足させてくれる作者さんなのではないでしょうか。

:総評

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