月光条例(27) (少年サンデーコミックス) の感想

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参照データ

タイトル月光条例(27) (少年サンデーコミックス)
発売日2014-05-21
製作者藤田和日郎
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

まずこの巻を読むにあたっての諸注意を。
読む前に、周りに人がいないか確かめて下さい。そして涙を拭くハンカチを用意して下さい。
特に「赤ずきん編」を読んで泣いてしまった人は要注意です( きみと握手だ! さあ! )

前巻のラストで雪の結晶から解放されたキャラクター達。
当然、月光を救うべく彼の下へ向かうかと思われたのですが…
彼等の赴いた戦場はまるで別の所でした。彼らには、どうしても護らなければならないものがあったのです。
そしてそこが、多くのキャラクター達にとって最後の戦場となるのでした…。

現代の日本を舞台にして、絵本のキャラクターに生命を与える。
その事がこのように( ある意味ザンコクな )結果を生むとは前巻まで夢にも思ってもいませんでした。
気がつくと、私は、これまで見下していた「おとぎばなし」のキャラクター達に、泣きながら謝罪していました。

絵本だからって、馬鹿にしていてゴメン。
読まないからって、捨てちゃってゴメン。
くだらない漫画やゲームに心移りして、ごめんなさい。

「 月光条例 」ってつまらないよね…そう言われても反論できなくてゴメン。

これは、本当に読んで欲しい。藤田和日郎ファンがこれを読まない…
読まずに済ませてしまうなんて、そんな悲しい事があっていいわけがない!
「 いいや、『 からくり 』や『 うしとら 』にだって負けちゃいないぜ 」
今なら自信をもってそう言えます。
全てが組み上がってから初めて「 あの時の決め台詞は、そこまでの覚悟で言っていたのか 」とわかる作品。
名作ですよ! 途中で読むのを止めてしまったファンは、是非ワンモアチャンスを!

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