はじめての雅楽 笙・篳篥・龍笛を吹いてみよう の感想

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参照データ

タイトルはじめての雅楽 笙・篳篥・龍笛を吹いてみよう
発売日販売日未定
製作者笹本 武志
販売元東京堂出版
JANコード9784490204964
カテゴリエンターテイメント » 音楽 » J-POP・日本の音楽 » 邦楽・民謡

購入者の感想

龍笛の練習の為に買いました。

今までは読んだ本ではテクニックがイマイチ良く解らず、音が出たり出なかったり又、音が出てもかすれたりと素人に良くあるレベルでした。

本書は一冊で三楽器を扱っている為、龍笛に割かれているページ数はさして多くはありませんが(言い換えれば他の楽器についても同じ)、
素人に解り易く、我が家の横笛が、太いストローではなく、ちゃんと音の出る楽器である事を知りました^^♪

付属のCDについては、龍笛のみの音源が無いのが残念です。
例えば最初の楽曲「越殿楽」についても、本書が扱う楽器「笙・篳篥・龍笛」の各担当分の音を
「唱歌」と云う曲のメロディを雅楽の音階を名称で唄う曲が各楽器分個別で入っており、
最後に三楽器の合奏と云う形で、それぞれの音色とメロディを確認出来る様になっていますので中々に良く考えられていると思いますが、
そうは云ってもやはり、龍笛単体での音階確認が唄声だけと云うのは、ズブの素人には少々取っ掛かりが悪い。
やっぱり龍笛は龍笛だけの音で確認出来る様になっていれば良かった。その点マイナスです。

また、雅楽の歴史や古の名人の伝説等にも触れているのは興味深く、
特に源博雅の下りには、岡野玲子氏の漫画「陰陽師」での博雅の逸話等が伝説として実際に語り継がれて来た話であったと初めて知り、
面白く勉強にもなりました。

全体的に大変優秀な本なのですが解り難い部分も有り、例えばハ行音で打つ指の解説等が良く解らず、
ズブの素人に100%親切と云う訳でもありませんが、これは文字で伝える媒体の限界かもしれませんね。

兎に角、周囲に雅楽を習える所も無い陸の孤島状態の方にはお薦め出来る本です。
昔は本当に解り難い本しか無かったので、良い時代になったと思います。

 外装もダサくなく、付属CDの音声も悪くなく。

 雅楽という古風なジャンルの本なので、カタカナ書きだったらどうしようとか思ったが、普通に現代風の入門書。

 龍笛に興味があったので、笛の吹き方のコツから教えているのは良かった。

 付属CDがあると思えばそんなに需要が多くない雅楽の本でこの値段はまあ納得。

 学校で使える入門書と本書が言ってるくらいなので、入門書として使えばバッチリ。

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