DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) アウトドア ノルディックウォーキングポール Allegro WP-01 カーボン製 WP-01 (2本 1セット) の感想

【ノルディックウォーキングポールとは】

【製品特徴】

カーボンポール

ポールの主な基材にカーボン繊維を採用。 カーボン繊維を緻密に巻きつけているため、軽さ、強度、耐久性、バランス、しなやかさに優れています。しなやかさは、ウォーキング時地面から伝達する肘、腕、肩への衝撃を緩和します。

専用ストラップリリースボタン

右手には「R」、左手には「L」の表示があるストラップを付属。 ストラップとポールを繋ぐ組紐は、手の甲側、親指と人差指の間を通るようにします。【写真1】
靴紐を結ぶときなどは、ストラップリリースボタンを押し下げると簡単にストラップがグリップより離れます。【写真2】

専用キャリングバッグ

付属の専用キャリングバッグは、500mlまでのペットボトルに対応出来るペットボトルポケットと、取り外したラバーパッドやスノーバスケット、地図等を入れることが出来る小物収納ポケット装備しています。

ラバーパッド

滑り止めの付いたラバー製の保護パッド。木道や塗装面などを突くことで路面などが損傷するのを防ぎます。

タングステン

地面をしっかりと捉えることができ、朝露で濡れた草原などでも滑りにくくなります。

スノーバスケット

平地用のスノーシュー（かんじき）のストックとしても使用可能で雪道を安全に歩行できます。
※スペアとして種類の異なるスノーバスケットも付属します。状況に応じて使い分けてください。

仕事柄、長時間のキーボード入力の機会が多く、頑固な肩こりに悩まされています。
ひょんなことから、「ノルディックウォーキングが肩こりにイイ」という記事を見つけて、試しに購入することにしました。
早速、４０分ほど試してみましたが、確かに運動の質が上がり、肩胛骨もよく動いた感じがあります。
まずは背筋が伸びて、ストライドもしっかり広がります。
ポールで地面を押して推進力を得る場面では前腕部にも負荷が掛かります。
単に歩くだけでは上半身の運動量は限られますので、これならいいな、と実感が出来る運動になりました。

さて、肝心の製品評価ですが、今回は初めて手にするポールということと、通販利用で、他のものと、比較検討が出来ていないという点を割り引いて読んで下さい。
気に入った点として、まずは素材にカーボンが使われていること。
長年スキーをしているので、ポールの“振りやすさ”ということはとても気になります。
重量が軽く、バランスの良いポールは、手首の小さなアクションで操作が出来るので、とても扱い易くなります。
また、カーボンという素材自身にしなりがあるので、地面に突いたときの衝撃が吸収されるという利点があります。　これも、アイスバーンの斜面でポールを強く突きすぎて、腱鞘炎を起こした経験から結構大事なポイントだと思います。

山用のポールではこの点を考慮してスプリング入りのものを使用していますが、ノルディックウォーキングでは突く際にはポールが斜めの状態となりますから、重量の嵩む減衰機構が無くとも、このポールのしなりで充分だと感じました。

長さの調整については特に問題はありませんでした。
他の伸縮ポールを持っていますので方法にも迷いはありませんでしたが、説明書が入っていなかったので、全くの初心者の場合、困るかと思います。

唯一、そして最大の不満点はグリップにあるストラップです。
ノルディックウォーキングでは、後ろ側のポールを押し切った時点ではグリップを握る手の握力をゆるめてリリースする、とありますが、この製品のストラップだと接続部が長すぎて、上手にキャッチ出来ません。