うたの☆プリンスさまっ♪All Star(初回限定Super Shining Smile BOX:特典CD/冊子同梱) の感想

エンドもスチルもメモリアルも全開放したうえでのレビューです。

先輩・先生ルートは楽しめました。
でも、縛りを解いてやっとレインボールート、と思ってプリンス様達をプレイしたら、・・・がっくり。
仮にもタイトル、All Starですよね？
私は、全員普通に攻略可能と思ってました。
（↑ボリュームの差無く、先生二人は直接の持ち歌無いので多少ボリュームに加減あっても）

先輩４人が初めて公に紹介されたのは、確か１年半くらい前。
発売日のちょっと前くらいならともかく、ですよ。
そんなにひっぱってひっぱって、じらしてじらして、先輩√（レインボー√も）コレだけ？みたいな。

レインボールートは、ドラマＣＤでもよかったのではと思いました、あえてゲームにしなくても。
かえってあんな扱い方では、旧作の旧プリンス達、のような古臭いイメージが新規ユーザーに植え付けられてしまったかも。

メモリアルの中には、やたら長くて面白いものがあって、ここのスチル見たい！と思える箇所が多々ありました。
メモリアルのそんな箇所を、ゲームにいれてくれてたらな〜と残念に思いました。
立ち絵も背景も、ほぼ過去作の使い回しなのだから、それくらいは容易いはずです。
そこがどうなったのか一番知りたいのに省略されてるようなメモリアルが多々あったのは、かなり残念でした。

先輩・先生ルートに、プリンス様達もけっこう絡んでくるにはくるけど、
マスターコースで一緒だったとか、クラス担任であったとか、
決まったキャラ同士しかほぼ絡みがないのは面白みに欠けました。

今回このAll Starはサクサクっと楽しめたけど、
先輩や先生とも、１年間（１２章）くらいは濃密にプレイさせて欲しかったな、っていうのが本音です。

乙女ゲーム界は今や戦国時代、次から次に多種多様な物が発売されて下剋上も甚だしい昨今、
グッズやイベントやアニメや宣伝活動に力を入れるのもいいけど、
肝心のゲームをお茶を濁すような作り方では・・・。