ママが生きた証 の感想
参照データ
タイトル | ママが生きた証 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小松 武幸 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062179201 |
カテゴリ | ジャンル別 » ノンフィクション » 科学 » 闘病記 |
購入者の感想
当たり前の日常こそが、かけがえのない宝物であることに気づかされました。
私は主人公の「ママ」と同じ2010年12月に男児を出産しました。
自分が妊娠中に感じた様々な期待や不安を彼女に重ねて読み進めました。本来なら、この先に訪れるわが子との対面に胸を膨らませ、幸せいっぱいのこの時期に、彼女を含めそのご家族はどれほど辛く苦しい思いをしてきたことか。
もし、自分に同じ状況が訪れていたらどうしていただろう。やはり、彼女と同じ選択をしていたのではないか。主人を含め家族はどうだっただろう?
そんなことを考えさせられる作品でした。
著者であるご主人の言葉は淡々としていて読みやすい文章で語られますが、ときにどうすることもできないご自身への葛藤と悔しさ、そして奥様への慈しみと愛情に溢れています。
そして、母親として最後まで懸命に生きようとする奥様の姿に、涙なしでは読み進められませんでした。
家族揃って笑い合いながら今日という一日を迎えられるということは、実は奇跡なのかもしれません。
息子に寄り添い、成長を見守ることのできる幸せに感謝しながら、登場人物の息子さんの健やかな成長をお祈りしています。
私は主人公の「ママ」と同じ2010年12月に男児を出産しました。
自分が妊娠中に感じた様々な期待や不安を彼女に重ねて読み進めました。本来なら、この先に訪れるわが子との対面に胸を膨らませ、幸せいっぱいのこの時期に、彼女を含めそのご家族はどれほど辛く苦しい思いをしてきたことか。
もし、自分に同じ状況が訪れていたらどうしていただろう。やはり、彼女と同じ選択をしていたのではないか。主人を含め家族はどうだっただろう?
そんなことを考えさせられる作品でした。
著者であるご主人の言葉は淡々としていて読みやすい文章で語られますが、ときにどうすることもできないご自身への葛藤と悔しさ、そして奥様への慈しみと愛情に溢れています。
そして、母親として最後まで懸命に生きようとする奥様の姿に、涙なしでは読み進められませんでした。
家族揃って笑い合いながら今日という一日を迎えられるということは、実は奇跡なのかもしれません。
息子に寄り添い、成長を見守ることのできる幸せに感謝しながら、登場人物の息子さんの健やかな成長をお祈りしています。