グループ学習入門: 学びあう場づくりの技法 (アカデミック・スキルズ) の感想
参照データ
タイトル | グループ学習入門: 学びあう場づくりの技法 (アカデミック・スキルズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 新井 和広 |
販売元 | 慶應義塾大学出版会 |
JANコード | 9784766420395 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
本書は、まえがきでも書かれているように、『アカデミック・スキル
ズ―大学生のための知的技法入門』の姉妹編に位置づけられる本であ
り、大学生や大学で教鞭をとられる先生方を主たる読者対象にしなが
ら、大学において、グループで学ぶ機会を有効に活かす方法、論文を
書く際のストレスや困難の対処に仕方についてまとめられている。
本書は7章構成になっており、第1章でグループ学習の効果や阻害要因
やグループの成長などについてまとめられている。第2章では、グルー
プの決め方や導入や座席配置などグループ学習の進め方について書か
れている。第3章では、グループ学習におけるメールやインターネット
などのITの利用の仕方や注意などが提示されている。第4章はディベ
ートによるグループ学習の進め方、第5章はセミナーで論文を書く際
のグループの役割や心構えなどにふれられている。第6章は研究成果
をまとめ、公開する方法について、第7章はスキルを初学者に還元す
る方法について書かれている。
本書の内容は、2008年から2012年までの5年間にわたる授業での著者
の体験に基づいたものであるため、特にディベートの進め方などは、
具体的であり現実的である。
佐藤学氏が提唱する協同学習方式の実践とは異なり、大学生を対象に
しているため、グループ学習やディベートを通すことで、結果として
論文として成果発表をしていくことにも視点が注がれているのが特徴
である。
大学においてもグループで学ぶことの意味や、大学で学んで際の基本
的な立ち位置や指針を提示してくれる本である。
ズ―大学生のための知的技法入門』の姉妹編に位置づけられる本であ
り、大学生や大学で教鞭をとられる先生方を主たる読者対象にしなが
ら、大学において、グループで学ぶ機会を有効に活かす方法、論文を
書く際のストレスや困難の対処に仕方についてまとめられている。
本書は7章構成になっており、第1章でグループ学習の効果や阻害要因
やグループの成長などについてまとめられている。第2章では、グルー
プの決め方や導入や座席配置などグループ学習の進め方について書か
れている。第3章では、グループ学習におけるメールやインターネット
などのITの利用の仕方や注意などが提示されている。第4章はディベ
ートによるグループ学習の進め方、第5章はセミナーで論文を書く際
のグループの役割や心構えなどにふれられている。第6章は研究成果
をまとめ、公開する方法について、第7章はスキルを初学者に還元す
る方法について書かれている。
本書の内容は、2008年から2012年までの5年間にわたる授業での著者
の体験に基づいたものであるため、特にディベートの進め方などは、
具体的であり現実的である。
佐藤学氏が提唱する協同学習方式の実践とは異なり、大学生を対象に
しているため、グループ学習やディベートを通すことで、結果として
論文として成果発表をしていくことにも視点が注がれているのが特徴
である。
大学においてもグループで学ぶことの意味や、大学で学んで際の基本
的な立ち位置や指針を提示してくれる本である。