最強ライヴ!（CD+DVD） の感想

ブレットインアバイブルより数段良い。
演奏・映像、ＣＤ・ＤＶＤ共に純粋に楽しめる。

特にＤＶＤはさいたまスーパーアリーナということで
興奮度に感慨も混ざってただただのめり込んだ。

自分はアメリカンイディオットも２１世紀のブレイク
ダウンも通して聴くのはスタジオアルバムとして捕ら
えていたので、このライブのようにＣＤ収録曲の中の
キモとなる曲をとりあげてやってくれた方がイイ。
気持ちよく楽しめる。

しかし本当にいいバンドだ

ロックリスナーとしても年齢を重ねた私のような
おじさんでも受け入れられる。いや彼らの音楽は
私を受け入れてくれた。ありがとうグリーンデイ。

BGM程度に聴いていた洋楽。
自分が英語の知識に乏しいこともあり、歌詞の内容もからっきし。
なので、
「何かイイカンジ!」
という、100%フィーリングに頼りきる形で、曲の良し悪しを判断する日々でした。

しかし、本CDに付属しているライブDVDを視聴し驚愕。

こ、こんな歌詞だったのか!盛り上がりも凄い!

「どうせ、恋は素晴らしい、失恋は悲しい、みたいなチャチィ歌詞なんだろ?」と軽く鼻白んでいたから、驚きは何倍にも増幅。

そのまま最後までぶっ通しで見入ってしまった。

視聴後、「タイトルに偽りなしだったなぁ」と思うと同時に、『曲より外見』が台頭しつつある現在のJーポップに落胆。

選曲、ライブ映像ともに文句無しです。

これは良い物だ。

Green Dayはライブバンド。

これを買って改めてそう思った。

彼らは常に観客を楽しませようとしている。
というより観客と一体になってる。

「ヘーーオーー」といったら掛け合いの多さや、客をステージにあげたりなど、

これほど楽しいライブって他にあるのか、
という感じ。

CDの出来も素晴らしい。
それぞれ違う会場でやった曲が収録されているが、
まるで1つの会場でやってるんじゃないかと思わされる、編集の上手さ。
ラストの「Wake me〜」からの「Good Riddance」の流れはスゴイ。

DVDは日本の映像を使ってくれたことがたまらなく嬉しい。
彼らの日本愛を感じた。

見てて本当に楽しかったし心も体も動かされた。

買って全く損はなかった。
Green Day好きは買うべきだと思う。