Blackstar HT-1R Combo の感想

とても気に入りました。
私のギター関連の状況は次のようなものです。参考になれば。ギター歴は8年ほど。主にブルース(レイヴォーンやジョンメイヤーやジミヘン)とハードロック(イングヴェイ)を弾きます。
今まではVOXの30Wのアンプでした。しかし、このアンプは満足していませんでした。なぜなら、エフェクターで歪ませきったとしても、音痩せが激しく音圧が出なかったからです。また、クリーンも好みの太い音が出ませんでした。もうアンプは何十万もする高級なものでしかそのような音は出ないものと諦めていました。
しかし、それから三年ほどたったとき、ブラックスターを見つけました。個人的にマーシャルの音が好きだったので、マーシャルの研究員が作成したと知って興味がわきました。
そこで、動画などで他のアンプと比べながら熟慮して、ついに買いました。上に書いたとおりかなり満足しました。
その理由としては以下の通りです。まず、真空管搭載なので、歪ませたときにかなり音圧が出ます。エフェクターもいらないほどハードに歪みます。上記の通り、以前のアンプが音圧不足で深刻な悩みを持っていたので嬉しさは相当でした。真空管といってもどうせそんな変わらないのがオチだろう、と思っていたので予想外でした。バッキングやリフで低音がしっかり激しく鳴ってくれるのは今までにはありません。
次に、クリーンの良さです。不評もちらほら見えるクリーンですが、かなり良いです。今までのアンプの性能が悪いだけかもしませんが、弱いクランチ気味にしてボリュームを上げると、レイヴォーンやジョンメイヤーのような太くて艶のある最高の音がでます。そっくりで驚きました。なぜなら、100万クラスのアンプでしか出せないものと思っていたからです。手に入れることの出来る範囲のアンプに懐疑的な私としては、良い意味でショックで笑ってしまいました。
他方で、不満足な点です。まず、音が予想以上に大きいです。私は学生で安いアパートに住んでいます。この状況では、このアンプの音は大きすぎます。音を出そうと思っても良い感じの音になる頃には近所の人の生活を脅かすほどの音になってしまいました。そのため、ヘッドフォンでしか弾いていません。

やっと購入できました！！

既に発売されているＨＴ−５は音質、サイズ共にとても素晴らしかったのですが、やはり自宅で鳴らすとなると５Ｗといえどもアンプの持ち味を引き出すには音量は大きかったですね。

そこで今回の１Ｗ！！

自宅練習に音のグレードを求める方に最適です！！

これまでに色々なアンプを使用してきた方にこそ良さが解ると思います。

エフェクター無しでも十分リード・プレイまで対応できるハイ・ゲイン＆リヴァーブ、そしてブラックスター・アンプの真の売りであるクリーン・トーン！！

タイトルにある「もう一個欲しい！！！！」とは、このアンプはクリーンとディストーションの切り替えがフットスイッチでは行えないのですね。

なのでここは２個購入して、ラインセレクターなので切り替えるという何とも贅沢な使用を薦めます。

「２０Ｗの２チャンネル仕様を買えば良いじゃないかと！！」という声も聞こえてきそうですが、１Ｗをそれなりの音量で鳴らすことに意義があるのです！！それ位しても価値のあるクオリティにクリーンもディストーションも仕上がってます。

ヴォリュームを３〜４位まで上げても一戸建て住宅なら問題ないでしょう（集合住宅は環境に応じてでしょうか！？）。