俺の屍を越えてゆけ2 (初回封入特典「レア神様」(男神・女神)プロダクトコード 同梱) 初回限定特典「俺の屍を越えてゆけ スペシャルコミックブック」 付+Amazon限定特典スマホ用壁紙3種付(7/16注文分まで) の感想

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通常版で多くの人が批判している通りの酷いゲームです。

まず、シナリオ。
擁護している人や楽しんでいる人さえ「シナリオは駄目だけどシステムは楽しい」「シナリオを楽しむゲームではない」と言うほど酷いシナリオです。

確かに前作はそこまでシナリオは重要ではありませんでした。
何故なら、システムがプレイヤーに一族の物語の想像を掻き立て、ドラマを生み出していたからです。
ところが、制作が夜鳥子というオリジナルキャラをゴリ押ししたため、プレイヤー自らがドラマを生み出すシステムは破壊されてしまいました。

物語の序盤で、夜鳥子というオリジナルキャラクターをボス戦に連れていかなければストーリーが進められなくなり、パーティー枠を一つ潰すことを迫られます。
また、夜鳥子は家系図や家族写真や歴代勇姿録まで侵食し、さらには一族の個性を鍋関連に変えてしまい、プレイヤーが一族の物語に没頭するのを阻害します。

確かに神様は可愛くなったりかっこよくなったりしました。
けれど男神様の中でも人気のあった何名かのキャラは夜鳥子に恋愛感情を持っていて、プレイヤー一族を馬鹿にするような言葉を投げかけ、女神様で人気のあった数名も２から出てきた他の男神様に惚れていてプレイヤー一族のことを見下しています。
一族の世話をしてくれる可愛いイタチの女の子さえ、一族が夜鳥子に否定的なことを言えば馬鹿にするような台詞を投げかけてきます。

ストーリーも夜鳥子中心で、一族は夜鳥子を運ぶためのただの道具なので、一族に愛情をかければかける程、空しくなります。

夜鳥子自体は嫌いではありませんが、夜鳥子を持ちあげるために一族も既存神様も踏み台にする押しつけがましいストーリーとシステムにはうんざりしました。

マップは劣化しています。
複雑で広大ではあるが単調なマップは、前回のシンプルなマップと比べて退屈でした。
鍵がないと進めない仕様ですが、鍵は攻略中のマップ内になるとは限らず、あるかどうかも分からない鍵を探しまわるのは苦痛でした。

レア神様？中の下位のいても居なくてもな感じの神様目当てで買わない方がいいと思います。修正パッチを当ててから二回無限ロード三回食らってます。