学校では絶対に教えてくれない 僕たちの国家 の感想

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タイトル学校では絶対に教えてくれない 僕たちの国家
発売日販売日未定
製作者三橋 貴明
販売元TAC出版
JANコード9784813255857
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

「日本を、取り戻す。」という公約を掲げた2012年の政権交代は画期であった。
また、安倍総理は施政方針演説で「戦後レジームの大胆な見直し」を表明した。占領体制を見直すのは当たり前であろう。

世界は、冷戦体制崩壊後の秩序が崩れ流動化しつつある。
その現れとして金融資本主義の限界が見え、その中心であったアメリカが力と自信を失い、それにより急速に抬頭した中国にも翳りが見えてきた。EUは、先行き不透明であり「新帝国主義」時代の到来を思わせる。
これ迄の枠組みが崩れつつある中で今回のレジーム見直しというのは当然である。冷戦体制崩壊後にもチャンスはあったが見逃した。

前政権の無能無策は、その足元を見透かされソ連、中国、韓国から領土について干渉を受ける始末であっった。
第2章で著者は、北方領土及び竹島は領土問題であるが尖閣は違うと言う。そして、外交とは、正解のないゲームであり「ウィンーウィン」の関係はあり得ないと。
第1章は、「国家」というものの全貌である。国家という共同体の最強の共通概念である言語について述べられている。
第3章は、国家と国民で財務省の筋の悪いプロパガンダである「国の借金」というウソと騙しについて触れている。アベノミクスでハイパーインフレが起こると騒いでいた経済評論家は現在どうしているのだろう。
第4章は、我が国の歴史についてである。
隣国との歴史認識は、「立つ位置」あるいは「価値観」、「経済構造」により受け止め方異なるので未来永劫一致する事はないと。
また、小学校に於ける英語教育の倒錯・不毛について第1章に続き述べられている。
海上保安学校の受験者が尖閣以来1.5倍と急増しているそうである。他者のために生きたいということである。命を賭して。
端折っているので詳しくは本書で。
時宜を得た出版で著者の時代を見る眼の確かさとセンサーの鋭さを感じる。

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