ルクセンダルク小紀行 (初回限定盤) の感想

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参照データ

タイトルルクセンダルク小紀行 (初回限定盤)
発売日2012-08-22
アーティストLinked Horizon
販売元ポニーキャニオン
JANコード4988013175365
Disc 1 :彼の者の名は… [Vocalized Version]
戦いの果てに [Long Version]
風が吹いた日 [Piano Solo Version]
希望へ向う譚詩曲 [Long Version]
Disc 2 :彼の者の名は… [Vocalized Version] (MUSIC VIDEO)
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

作詞作曲編曲をすべて手掛けるサウンドクリエイター・Revoのタイアップ用の新プロジェクト、Linked Horizonの第1作にあたるのが今作。
スクウェア・エニックスのニンテンドー3DS用RPG「ブレイブリーデフォルト」との大型タイアップであり、
収録曲はゲームBGM(こちらもRevoが音楽を担当)のアレンジとなります。

まず、音楽的な見方をするならば、Revoのこれまでのソロワークス(コミックのイメージアルバム「リヴァイアサン」や「Poca felicita」)や
他のアーティストとのコラボ(霜月はるかとの「霧の向こうへ繋がる世界」や梶浦由記との「Dream Port」)と同系統です。
Revoの作る美しくもキャッチーなメロディ、思い切った転調を多用する曲構成、一つのジャンルに捉われない多彩なアレンジ。
歌詞もこれまで通り、細かい譜割りやルビの付け方など、Revoの特徴がよく表れています。
今作ではいわゆる「物語音楽」の手法である語りや台詞が無くSEのみで、これまで語り・台詞がネックとなって
Revoの作品を敬遠していた層にも、比較的聴きやすいものになっているのではないでしょうか。

「彼の者の名は・・・」はSound Horizonの「冥王」「光と闇の童話」「宵闇の唄」のような、
Revoがボーカルを務めるアップチューンなバンドサウンド。
静謐さすら感じる澄んだ音のイントロから一転、激しいギターとベース、ドラムにキーボード、ヴァイオリンが恐ろしい勢いで疾走していきます。
間奏のキーボードとギターが次々に前へ出るメロディックなメタルからのプログレ的曲調の切り替え
拍子を変えて滑空感のあるヴァイオリンソロに持っていく流れには感嘆するしかありません。

問題はボーカルがRevoであること、その一点に尽きます。
以前に比べ歌唱力はかなり向上していますが、それでもやや難があると言わざるを得ません。
発音や声色、ビブラートのかけ方など、相変わらず癖のある歌い方の為、ある程度の慣れが必要です。
声質自体は人好きのする印象ですので、何回か聴き込むのをお勧めします。

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