幸せは97%で (中公文庫) の感想

2011年4月から、2013年3月までのブログ記事を加筆修正して発行されたものです。
『「こつこつ」と生きています』に収録された「東京震災日記」も改題して、再収録されています。

私はブログは読んでいないので、「新作」感覚で読みましたが、改題して再収録した文章もあるので、
「一度書いたものはそのままにしておいたら勿体ないし、本にしたら収入になるし……」という感じなのかなと
思ってしまいました。
大幅に加筆修正してあるとはいえ、ブログも本に。

日記なので、色々な作家活動以外のお仕事をされてるのが読めたり、
「あ、ここへ行ったり、やったりしたことが、後で単行本になってるんだな」と分かりました。

いつも感謝の言葉が書かれていて、後書きでもそれに触れられていますが、
私はとても良かったです。
読んでいる読者としては、あまり作家様の愚痴とか毒吐きは読みたくないですから。
ましてファンの一人として、「エッセイではああなのに、やっぱりブログでは……」と、
がっかりしたくないですから。