スーパーの裏側 の感想

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タイトルスーパーの裏側
発売日2012-09-01
製作者河岸 宏和
販売元東洋経済新報社
JANコード登録されていません
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購入者の感想

今までは<日本だから流通しているものに対して不安はない>と考えていたけど、何気にこの本を手にとって、考えさせられました。
もちろん、執筆当時から年数経っているので、スーパー側も日々進化したり改善されているだろうから、この筆者さんのいう通りに全てやっていたら、従業員がブラックでやめるか、他店の2倍以上の値段でないと店はやっていけないでしょう。全てが当てはまる訳ではないだろうけど、闇雲に<安い><大手><ブランド>だけで、購入する意識は変わりました。
納得したのは、PBブランドで買ってたハムやベーコンが、使用して日数たってくるとやたら水気が出て困っていた事。本読んで合点いきました!

最近スーパーで買い物する機会が多くなったのですが、
そんな時に偶然このタイトルに出会い、読んでみました。

筆者は小売だけでなく、食肉メーカーなどにも務めたプロフェッショナルです。
スーパーの惣菜の作られ方や、「製造日」という名のトリック、
またスーパーの中にあるパン屋のパンの作り方まで、
思わず「ウソッ」と言ってしまいそうな裏話がてんこ盛りです。

筆者も元々は現場で消費者を欺くような「トリック」を駆使していたそうです。
そこを正直に書いてあるのは好感が持てました。
良いスーパーの見分け方を詳しく書いてあるのはとても参考になります。

良いスーパーとなりえるハードルは相当高い気がします。
消費者側が価格至上主義でスーパーをふるいにかける現状では多少致し方ない気も。
このようなスーパーの裏側が実情ならば、それを見破られない消費者も、
価格だけに近視眼的になってしまっているわけだから自業自得の面もありますよね。
筆者もある時期に「子どもにこんなものを食べさせられるか」と思われたように、
消費者側の気付きが無ければ、結局は口にはいるモノが軽んじられる風潮は続くのかもしれません。

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