境界の彼方 栗山 未来 (1/10スケール PVC塗装済み完成品) の感想

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デコマスの時から気になっていて予約して購入しました。
筋肉や肉付きの表現や体のバランスなど,
BEACH QUEENSのシリーズの中でも屈指の出来ではないでしょうか。
ただ他の方のレヴューにもあるように、
塗装などの細かい仕上げの粗さは、いままでのこのシリーズと同等です。
台座に「境界の彼方」のロゴを入れたりしていますが、
メーカーには値上げ分に見合った仕上げのレベルの向上をお願いしたいです。

顔、ボディ、ともにデコマスの再現率は非常に高いです。
表情のあどけなさと矛盾するような首から下のむっちり感はかなりの破壊力。

しかしWAVE恒例の塗りの甘さ、キズなどがやはりこの製品にもありました。
こういった出来不出来のチープさが値段によって許されていたのに
最近の値上げには正直納得が行かない、という方も多いのではないでしょうか？

売れる商品と売れない商品があるのは仕方がないかもしれませんが
ここ一年くらいのビーチクイーンズは造型の良い物は転売屋の的となっており
買占めから来る値段の高騰が人為的に作り出されています。

予約以外の一般購入分は秋葉原などでも一店につき二体程度であっという間になくなっており
予約数から逆算してもう少し生産量を上げるなどの柔軟さが必要だったのではないでしょうか？
このキャラクター、この造型なら売れる、という眼力のようなものを持つ方がメーカーにいればよかったと思います。

欠点を一つ挙げるとすると、メガネの収まりの角度が悪く、写真のような向きにはなりません。
メガネなしの顔も可愛いので、外して飾ってもよいと思います。