塔の上のラプンツェル MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] の感想

Disney長編アニメーション映画50作目と言うだけあって、初の全編CG作品でもある「塔の上のラプンツェル」は内容良し、音楽良しの素晴らしい作品だと思います。原題は「Tangled」と（blu-rayやDVDでは「Rapunzel」と出て来ますが）シンプルだけどRapunzelの髪の毛とか、映画の内容的に絡み合った物語とキャラクターたちをよく表していると思います。
プリンセスとは分からぬまま育ち、まだ見ぬ外の世界に憧れるRapunzelを始め、大泥棒Flynn Riderやら継母Gorthelだけでも充分、物語になっていますが、カメレオンのPascalに馬のMaximus、Flynnの相棒たち？に森の中で出会う見た目は悪党、でも皆素敵な夢を持っているいい奴らに、挙げたらキリがありませんが、このキャラクターたちの生き生きとした表情にCGの技術に本当に驚き、そしていつのまにかその世界に入り込み、一緒に笑い転げたり、切なくなったりと忙しかったですが、とても楽しめました。プリンセス物でもアクションもバッチリですね。
普段は英語版で楽しませてもらっています。
やはり“I See the Light”のシーンは、音楽良し、映像良し、美しく素敵な1シーンだと思います。
Byron Howard監督が携わっている作品は良いなぁと思います。

とても面白くて大人がハマって見てしまうほどでした。日本語、英語と見比べてみるとそれぞれの良さがあって2倍たのしめました。

ディズニーの絵が好きだったのにCGなんてやだ！と思っていましたが、映像はとても綺麗で、ディズニー特有の眼球がコロコロ動く感じも健在。キャラクターも魅力的だし、音楽も素敵です。DVD単体とどちらを買えばいいか分からず悩みました。movieNEXってなにが売りなのか少し分かりにくいです…。

ラプンツェルのレビューなのになぜか中川氏のアンチが…。作品はとてもいいんだから字幕で見ればいいのに…。吹き替え声優が問題というだけで評価を下げられるのは悲しいですね。

ストーリーも映像もとても素晴らしく、自分の手元にずっと置いておきたいほどの作品ですが、
主人公の声の吹き替えが残念です。
自分プロデュースのブランドでリアルファーを使用した服や小物を売り、
飼っている猫を虐待し、飼っていたクリオネを全滅させ、
飼っていたペットが手に負えなくなると次々手放し、
善意ある一般人を面白半分にTwitterで晒し、自分のファンに追い込ませるといった
「いじめ」としか思えない行為を平気で行い、
それらのことに関して、きちんと謝罪することができない幼稚な人物です。
ディズニーのポリシーとは真逆の人間に主役の声を演じさせるのは
とても納得のいくものではありません。

それゆえ、このDVDの購入は控えさせていただきます。
とても欲しい作品なのに残念です。

一部ニュースサイト等の記載の紛らわしさの為か、
MovieNEX版の“ディスクの中の映像特典”として短編が収録されているような情報が出回ってしまっていますが

●短編アニメーション「ラプンツェルのウェディング」
●ミニ短編アニメーション「フリンの冒険：腕相撲」
●CM作っちゃいました：「フライパン」
●スタッフが語る製作秘話
●製作の舞台裏：アート・ディレクション
…は、MovieNEXのサイト上(THEATERのコーナー)での閲覧になります
（ディズニー公式の「『塔の上のラプンツェル』MovieNEX ワールドをご紹介！」を参照）

確かにMovieNEX版を購入することで短編を見れるようにはなりますが
商品のディスク自体は既発のモノと同仕様で、ディスクとして手元に残せるわけではないのでご注意を
（「ラプンツェルのウェディング」はシンデレラのBlu-rayの特典に収録はされています）

3D版が廃盤によりプレ値化していましたので
再販により(通販で)入手可能になったのは非常にありがたいのですが
せっかくMovieNEX版としてパッケージを改めて再販するなら、
短編をディスクの方に収録して欲しかったですね…
ラプンツェル関連の映像をディスクにまとめる千載一遇のチャンスだったと思うのですが

ディズニーとしては、メニュー画面や仕様を変更する費用を抑えたり
MovieNEXの浸透という意味でこういう形になったのだと思いますが
相変わらずの企業主体の考え方に少し閉口します