WIRED VOL.9 (GQ JAPAN.2013年10月号増刊) の感想

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タイトルWIRED VOL.9 (GQ JAPAN.2013年10月号増刊)
発売日販売日未定
販売元コンデナスト・ジャパン
JANコード4910153121032
カテゴリ »  » ジャンル別 » ビジネス・経済

購入者の感想

Wired第9巻は、「オープンガヴァメント」特集でした。
といっても、4つの記事が対象だけなので、特集の記事のためだけに買うと、やや拍子抜けするかもしれません。

まずは、特集についての感想ですが、一番の特徴は、NPO「Code for America」などの民間ベースによる行政の改善・改革ではないかと思います。
民間のギークな方々が、ガヴァメント(国家、州、市など)に入って、ITで行政の効率を改善する、という点が、きわめて現代的であると感じます。
ただ、この仕組みを日本にそのまま持ってこようとした場合には、スキルがありフリーダムなギークな方々と、ガヴァメントのクソ真面目な官僚たちが協働するのは、なかなか難しいようにも感じます。

ついで、他の記事についての感想。
クールな記事が多いのですが、「START:「地図」を超える「地図」」、「DARKNET:ダークネット・世界サイバー戦争地図」などのように、いわゆる、ビッグデータを可視化することで、データの意味を人間が読み取りやすくすることが、最近、の流行だなと感じます。
また、「THE BLACKBOX:NSA・巨大監視センターの全貌」で取り上げられている、NSAの新しいデータセンターがクラウドとして、各種センターで利用されるという環境から、やはりビッグデータを取り扱うのは、クラウドのような専用施設がないと難しいのではないかな、と感じます。

今回のWiredで感じたのは、オープン、ビッグデータ、クラウドといったキーワードは、実は、根っこにおいて、IT業界の動きを端的に表しているものであり、バズワードとしてただの流行ものと捨て去るのは、間違いではないかと評者は結論付けます。

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