反動世代―日本の政治を取り戻す の感想
参照データ
タイトル | 反動世代―日本の政治を取り戻す |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 中野 剛志 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062183307 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
本書は、現代日本の40代で類い希なる知性を持つ4名(中野剛志、三橋貴明、柴山桂太、施 光恒)が集結している大変贅沢な一品となっております。たった4名と侮ることなかれ。団塊の世代で言えば、その数の多さにも関わらず、真に恐るべきは佐伯啓思さん1名くらいなのに対し、40代の層の厚さには頼もしさを覚えます。しかも、各4名のそれぞれが、確固としたキャラクターを持っており、今後の活躍に期待が持てます。
インタビューをしている森健氏が、〈筆者の関心は彼らの志向性が奈辺にあるのかにもあった。なぜ言論活動に取り組もうとし、何を動力として活動するのか。それもまた疑問の一つだった〉と述べているように、4名の言論に対する姿勢はそれぞれに異なっています。
中野さんは、〈僕にとって最悪なのは、自分をごまかして死ぬことで、それだけはいやでした〉と述べているように、中野さんの姿勢は、自分に正直に生きることに重点が置かれているのだと思われます。
三橋さんは、〈単に嘘つきの評論家がムカつくんですよ。だって、明らかにおかしいんですから〉とか、〈私はIT営業時代から、人にわかりやすく噛み砕いて伝えるのに人生懸けてきた〉などと語っています。三橋さんの姿勢は、嘘つきを論破し、正しいことを分かりやすく人に伝えることに重点が置かれていると思われます。
柴山さんは、〈いかんせん慎重で遅筆なうえ、複数の視点をつなごうとするので、どうしても時間がかかるんです〉とか、〈自分としては、現実を論評するときには、できるだけどんな時代でも通用するような不動の核、社会を見る確かな目に行き着きたいという意識があった〉と述べています。柴山さんの姿勢は、整合性のある理論を示すことができる思想に重点が置かれていると思われます。
インタビューをしている森健氏が、〈筆者の関心は彼らの志向性が奈辺にあるのかにもあった。なぜ言論活動に取り組もうとし、何を動力として活動するのか。それもまた疑問の一つだった〉と述べているように、4名の言論に対する姿勢はそれぞれに異なっています。
中野さんは、〈僕にとって最悪なのは、自分をごまかして死ぬことで、それだけはいやでした〉と述べているように、中野さんの姿勢は、自分に正直に生きることに重点が置かれているのだと思われます。
三橋さんは、〈単に嘘つきの評論家がムカつくんですよ。だって、明らかにおかしいんですから〉とか、〈私はIT営業時代から、人にわかりやすく噛み砕いて伝えるのに人生懸けてきた〉などと語っています。三橋さんの姿勢は、嘘つきを論破し、正しいことを分かりやすく人に伝えることに重点が置かれていると思われます。
柴山さんは、〈いかんせん慎重で遅筆なうえ、複数の視点をつなごうとするので、どうしても時間がかかるんです〉とか、〈自分としては、現実を論評するときには、できるだけどんな時代でも通用するような不動の核、社会を見る確かな目に行き着きたいという意識があった〉と述べています。柴山さんの姿勢は、整合性のある理論を示すことができる思想に重点が置かれていると思われます。