DIABOLIK LOVERS ドS吸血CD VERSUSII Vol.5 ルキVSコウ CV.櫻井孝宏/木村良平 の感想

ルキくんとの書斎の場面から物語はスタート。
月蝕の影響からなのか、ルキくんが心の内に秘めている想いを明かしていきます。
いつになくルキくんは不安げでどことなく悲しげで、
聴いている側としても、どうしたのかなと心配するほど。
『溺れることでそら恐ろしい考えを押しやってしまいたい――。』
人間から吸血鬼に生まれ変わったことへの苦悩。
いつも冷静沈着のルキくんだからこそ
不安、迷いを吐き出せず抱えてしまっていたんだなと思いました。
少し甘えてきたり、若干拗ねてるルキくんがたまらない（笑）
それでもSなルキくんは健在ですよ！
ルキファンは聴かないと損です。断言します（笑）

一方コウくんは月蝕の影響でルキくんに対していつになく反抗的に。
珍しく兄弟喧嘩のような展開が…!
ルキくんの様子の変化に気が付きながらも主人公を連れて花園へ。
２人きりになったところでコウくんの想いも明かされていきます。
『自由は人間的な意味では幸せなのかもしれない――。でも・・』
花園でのコウくんとの甘いやりとり・・コウくんファンの方は是非聴いていただきたい。
コウくんファンでなくとも心を揺さぶられました（笑）

人間であったことに未練がある２人の想いが明かされ、
失ってしまったものを補おうとする２人。

『人間のまま死ぬことを選ぶほうが良かった――?』

『吸血鬼として生き続けることは罰だ。それでも俺はこれでよかったと思っている。
コウやユーマ、アズサと生きることができた。
ほんのわずかの間しかともにいられなかったとしても、お前に出会えた。そして触れ合えた。』
コウくんの問いにこう答えるルキくん。改めて惚れ直しました・・。
セリフの抜き出しなので雰囲気が伝わりませんが、ぐっとくるものがあります。

主人公を独占したい気持ちがありながらも、互いを心配しあう一面もあり、
やっぱり無神兄弟は絆が深くて仲が良いですね(*’ω｀)