DVD付 WONDER MOVE 人体のふしぎ (講談社の動く図鑑MOVE) の感想

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参照データ

タイトルDVD付 WONDER MOVE 人体のふしぎ (講談社の動く図鑑MOVE)
発売日2013-06-21
販売元講談社
JANコード9784062182423
カテゴリジャンル別 » 絵本・児童書 » 学習 » 理科

購入者の感想

NHKエンタープライズ製作のDVD映像(45分,あと5分はMOVE図鑑のPR)は、小学生だけでなく大人も楽しめる出来栄えだと思います。DVD内容は「探検してみよう」(口からおしりまで、肺の中、血液ぐるぐる、細菌vs白血球チーム、細胞の中)、「よく見てみよう」(X線で骨や筋肉・指先の毛細血管、MRI画像で一重瞼と二重瞼や走ると脇腹が痛む原因を探る、いびきと軟口蓋、へそのゴマ)、「目の錯覚」、「比べてみよう」(太った人とやせた人と脂肪細胞、目を開いて眠る人と眼瞼挙筋、爪の役割、つむじの出来方)、「赤ちゃんのふしぎ」(受精卵から胎児への発生)。
長年、高校「生物」を教えましたが、人体の構造と機能の理解でもっとも難しかったことはいろいろな臓器・器官が多様な細胞と組織で構成されているということです。一般のひとには、からだや器官が「細胞の社会である」ということが実感としてなかなか把握できません。この「動く図鑑」に期待したのは、いろいろな<細胞>が臓器(器官)で果たす役割を映像で直観的に見せてくれる点です。つまり、<細胞>の活躍を見ることができるという期待です。その点はまずまずでした。骨<細胞>が集まって硬骨組織をつくる様子や破骨<細胞>が骨<細胞>を壊す様子、<赤血球>が血管内部を流れる様子、免疫担当<細胞>の働き、心筋<細胞>が拍動する様子、爪の根元のメルケル<細胞>など、いろいろな形や違った細胞の働きが映像で見られます。
監修の島田達生博士は走査電子顕微鏡による組織像も集成した本「ミクロの不思議な世界―電子顕微鏡でみた私たちをとりまく自然と生活環境」(メジカルセンス、2001)の監修もされています。その器官および組織像の成果は図のほうに生かされています。
意外に大きい判型(220×265mm。A4版に近い大きさ)の図鑑ですので迫力があります。

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