伝説のレーサーたち -命をかけた戦い- [Blu-ray] の感想
参照データ
タイトル | 伝説のレーサーたち -命をかけた戦い- [Blu-ray] |
発売日 | 2014-08-06 |
監督 | ポール・クラウダー |
出演 | マリオ・アンドレッティ |
販売元 | パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン |
JANコード | 4988113829533 |
カテゴリ | DVD » ジャンル別 » 外国映画 » ドキュメンタリー |
購入者の感想
1950年から現在にいたるまでのF1史を、当時の貴重な映像や関係者のインタビューを交えながら振り返るドキュメンタリー映画。ジム・クラーク、ジャッキー・スチュワート、ジェームス・ハント、ニキ・ラウダ、ナイジェル・マンセル、アイルトン・セナ……。F1ファンにはおなじみの名ドライバーたちが一堂に会する至極の一枚だ。
■1950年~
1950年代初頭。コース上を優雅に走るドライバーの姿が映し出される。男の名は、ファン・マヌエル・ファンジオ。当時はまだヘルメットやベルトもない時代。ドライバーたちはハンドルにしがみつきながら運転した。勇気だけが頼りだった。
1958年以降、ドライバーのみならず、コンストラクタ―(製造者)部門でもタイトルが争われるようになる。スピードは今までの倍以上になり、人々はマシンの速さに酔いしれた。初期の頃はガードレールすらなく、ドライバーはクラッシュすると、マシンから簡単に投げ出され、周囲の木々に激突して命を落とした。
こんな時代に、5度もタイトルに輝いたファンジオ。スゴすぎる。
■1960年~1979年
1960年代になると、幾多の死亡事故を経て、コース上の安全整備が叫ばれるようになる。だが、むき出しのガードレールは時に”鉄の凶器”になった。時速300キロ近い速度でガードレールにぶつかったマシンは大破し、即座に炎上。コックピットの中に閉じ込められたドライバーは逃げることもできず、そのまま焼死するケースが多かったらしい。助かるはずの命が次々と失われていったのである。
「F1は走る爆弾だった」との元ドライバーの証言が生々しい。
ドライバーたちは、【速い車】と【安全な車】があれば、迷わず前者を選んだ。リスクより速さを求めるのがレーサーの性(さが)か。走り続けることでしか不安を払拭できなかった。
1960年から70年代にかけて、ほぼ毎年のようにレース中にドライバーが亡くなっている。ドライバーの命を置き去りにして、F1は狂ったようにスピードを追い求めた。技術者は速いマシンを作ることに熱中するあまり、マシンの安全性を軽視するようになる。
■1950年~
1950年代初頭。コース上を優雅に走るドライバーの姿が映し出される。男の名は、ファン・マヌエル・ファンジオ。当時はまだヘルメットやベルトもない時代。ドライバーたちはハンドルにしがみつきながら運転した。勇気だけが頼りだった。
1958年以降、ドライバーのみならず、コンストラクタ―(製造者)部門でもタイトルが争われるようになる。スピードは今までの倍以上になり、人々はマシンの速さに酔いしれた。初期の頃はガードレールすらなく、ドライバーはクラッシュすると、マシンから簡単に投げ出され、周囲の木々に激突して命を落とした。
こんな時代に、5度もタイトルに輝いたファンジオ。スゴすぎる。
■1960年~1979年
1960年代になると、幾多の死亡事故を経て、コース上の安全整備が叫ばれるようになる。だが、むき出しのガードレールは時に”鉄の凶器”になった。時速300キロ近い速度でガードレールにぶつかったマシンは大破し、即座に炎上。コックピットの中に閉じ込められたドライバーは逃げることもできず、そのまま焼死するケースが多かったらしい。助かるはずの命が次々と失われていったのである。
「F1は走る爆弾だった」との元ドライバーの証言が生々しい。
ドライバーたちは、【速い車】と【安全な車】があれば、迷わず前者を選んだ。リスクより速さを求めるのがレーサーの性(さが)か。走り続けることでしか不安を払拭できなかった。
1960年から70年代にかけて、ほぼ毎年のようにレース中にドライバーが亡くなっている。ドライバーの命を置き去りにして、F1は狂ったようにスピードを追い求めた。技術者は速いマシンを作ることに熱中するあまり、マシンの安全性を軽視するようになる。
私は、セナ、プロスト時代からF1を見ております。一言でF1ファンと言いましても、F1の歴史は60年にも及びますので、見出した時代の違いにより、魅力に感じるポイントは違うと思います。というのも、私が見出した時代はF1も随分安全になっており、レースでドライバーが死亡するのは、ほぼ無いと思いながら見ている時代でありました。そのせいもあったと思いますが、久しぶりの死亡事故が発生した1994年はまさに私世代のF1ファンは魔の年と感じましたし、特別の年といったイメージをもっております。(死亡したのがセナだったからというのも大きいですが・・・)
しかし、もっと古くからF1を見ている人にとっては、ひょっとしたらそれ程衝撃的な年と感じてないかもしれませんね。70年代以前の事を少し調べましたけど、「F1の死亡事故」なる検索をかけると、70年代まではほぼ毎年何人かなくなっており、80年代以降しかしらないF1ファンには少しひいてしまいそうなぐらい悲惨な事故が頻繁に起こっていたのが解ります。70年代以前から見ている方にとっては、この「命がかかっている」所に魅力を感じている人が多いのではないでしょうか?
この作品は、もちろんセナの事故も語られてますが、メインはそれ以前の70年代以前の話で構成されてまして、その時代を無事引退し現在も健在されているドライバー達がその時代の様子を語ってくれると言う、まさにタイトル通り「命をかけた戦い」の歴史です。当事者達の言葉ですので非常に重みがあり当時のF1の厳しさがよく解ります。所詮、巨大なお金が動くF1は運営者にはビジネスなので、ドライバーの命よりレースの続行を優先する背景があり、ドライバーも危険なのは十分わかりながら、マシーンに乗る決断をしてしまう。今のF1の安全志向になるまでは多大な犠牲があった上でいたっている事を解らせてくれる映画であります。
ですので、ファンジオ、クラーク、スチュアート、ラウダ、セナなど伝説のレーサーは出てますが、栄光を重点的には取り上げてませんので、「ファンジオの伝説のドライブ」を期待してると外します。事故がらみのエピソードです中心は・・・(そういえばアラン プロストは1回も出てこなかった気がする、あれほどのドライバーなのに)
しかし、もっと古くからF1を見ている人にとっては、ひょっとしたらそれ程衝撃的な年と感じてないかもしれませんね。70年代以前の事を少し調べましたけど、「F1の死亡事故」なる検索をかけると、70年代まではほぼ毎年何人かなくなっており、80年代以降しかしらないF1ファンには少しひいてしまいそうなぐらい悲惨な事故が頻繁に起こっていたのが解ります。70年代以前から見ている方にとっては、この「命がかかっている」所に魅力を感じている人が多いのではないでしょうか?
この作品は、もちろんセナの事故も語られてますが、メインはそれ以前の70年代以前の話で構成されてまして、その時代を無事引退し現在も健在されているドライバー達がその時代の様子を語ってくれると言う、まさにタイトル通り「命をかけた戦い」の歴史です。当事者達の言葉ですので非常に重みがあり当時のF1の厳しさがよく解ります。所詮、巨大なお金が動くF1は運営者にはビジネスなので、ドライバーの命よりレースの続行を優先する背景があり、ドライバーも危険なのは十分わかりながら、マシーンに乗る決断をしてしまう。今のF1の安全志向になるまでは多大な犠牲があった上でいたっている事を解らせてくれる映画であります。
ですので、ファンジオ、クラーク、スチュアート、ラウダ、セナなど伝説のレーサーは出てますが、栄光を重点的には取り上げてませんので、「ファンジオの伝説のドライブ」を期待してると外します。事故がらみのエピソードです中心は・・・(そういえばアラン プロストは1回も出てこなかった気がする、あれほどのドライバーなのに)
f1総集編とは違った見方で、主催者やドライバーなどf1を開催する側から見た
話で、F1を今までより理解できた気がして、F1がさらに好きになりました。
バーニーやモズレーの率直な話や、ファンジオの話が良かった。
話で、F1を今までより理解できた気がして、F1がさらに好きになりました。
バーニーやモズレーの率直な話や、ファンジオの話が良かった。