Halo : Reach Xbox360 プラチナコレクション の感想

世界的に人気なFPSであるHaloシリーズ最新作。
ストーリーの流れとしてはHalo１作目よりも過去の話となるが、
シリーズを知らない人にとっても特に問題はない。

少し前に発売された「Halo3:ODST」はひどく地味で
戦う爽快感もなく、非常に残念だったし、
その前の「Halo3」は十分に面白かったけど
定期的に割り込んできてゲームを中断させるコルタナの存在が鬱陶しかったが
そういった細かい不満点を一気に改善し、
「こういうのがHaloだった」と再認識させてくれるデキ。

グラフィックはこれまでとそれほど大きく変わった印象はないが、
独自の世界観で構成されたSFと、
人間側、宇宙人側の多彩な武器を自由に選びながら
高低差や遮蔽物を利用して派手に立ち回るシューティングとしての面白さが
しっかりと表現されていて、プレイしていて楽しい。

FPS慣れしていても難易度ノーマルだとやや難しめで、
結構あっさり死ぬこともあり、チェックポイントの間隔も長めに感じた。

これまでのシリーズになかった新しい武器や乗り物も増え、
相変わらずの「熱いシチュエーション」が何度も体験できるのも嬉しい。
目的地は音声で指示されるものの、しばらく迷っていると
具体的に方向を示す矢印が表示されたり、行くべき建物が点滅したりと丁寧な造り。
吹き替え音声も含めて、しっかりとローカライズされているし、
ストレスを感じる部分がほとんどない。
まさにHaloファンが求めていたノリに仕上がっている。Halo好きならオススメ。