少年合唱団―天使の歌声 (エトワールブックス) の感想

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参照データ

タイトル少年合唱団―天使の歌声 (エトワールブックス)
発売日販売日未定
販売元新書館
JANコード9784403320255
カテゴリエンターテイメント » 音楽 » クラシック » オペラ・声楽

購入者の感想

フランスでは昨年、少年合唱団をテーマとした映画『コーラス』が大ヒットし、興行成績1位を記録しました。同様に日本での公開も人気を博しています。 サウンド・トラックの全編に流れる少年達の合唱は、フランスのリヨンにある「サン・マルク少年少女合唱団」が歌っています。
その映画を見たこともあり、『少年合唱団』に関して詳しく書かれた本を探していた所、本書に出会いました。
冒頭に紹介されているウィーン少年合唱団は歴史と伝統を誇っていますし、その他の聖トーマス、リガ、テルツ、ウェストミンスターなどはCDでお馴染みです。個人的にはこの本でも紹介されているイギリスの少年聖歌隊から選抜されたソリスト達の少数精鋭集団「boys air choir」のエドワーズ・バロウズに魅せられています。
また、先日来日したLIBERAの記載も読みました。どれも参考になりましたし、その成り立ちの違いも理解できました。
ボーイソプラノ特有のノン・ビブラートで硬質の声は、人生において少年期の限られた時代しか持ち得ない宝物のような一瞬の輝きを持っています。「天使の歌声」によく例えられますが、思春期前のホンの一時期しか輝きを見せないこの「歌声」のはかなさが、また感涙を呼び起こします。
人の歌声はもともと「癒し」という側面を持っていますが、少年達が織なす奇跡のようなハーモニーは、様々な俗世の悩みを遠くへ追いやる特効薬のような存在なのかもしれません。

ウィーン少年合唱団の特集に始まり、テルツ、聖トーマス、パリ木、リガなど、有名な合唱団の他、リベラやboys air choirについても載っている。
合唱団によっては、1ページ程度の紹介しかないものもあるが、多くの少年合唱団を知りたい人には良いかもしれない。
写真も多く、団員へのインタビューなども載っていて多彩。
巻末には、今年の少年合唱団来日公演スケジュールや少年合唱団関連サイトへのURLも載っているので、興味のある人は手にしてみては。

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