昭和40年代 日本車のすべて (モーターファン別冊) の感想

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私は特にクルママニアと言うわけではないが、新刊予告のタイトルを観て思わず購入したものである。このページの上の「商品の説明」には、「日本車が躍動した“昭和40年代"をキーワードに、クルマと車を中心としたカルチャーを紹介……クルマの世界にモータースポーツという文化が芽吹き、底辺では軽自動車が活躍する“昭和40年"という躍動の時代を一冊にまとめる」とある通り、昭和４０年から４９年まで、各年毎に代表的なクルマで概ね３〜５モデルを取り上げ、当該モデルのカラー写真を中心に主要諸元、価格、当時の時代背景、他社競合モデル等との比較、当時の文化・経済状況などを綴りながら解説する、日本車の歴史図鑑と言っても良い。取り上げたモデルは各メーカーからバランス良く選択されているようだが、反面個人的には贔屓のモデル・車種が“落選”しているものもある。これは個人の主観なので言い出したら限りがなく、仕方のないことだろう。